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2018.08.07特設サイトを公開しました
国立能楽堂は、能楽の保存振興を図るため、
昭和58年(1983)9月、
東京・千駄ヶ谷の地に開場いたしました。
以来、多くの方々にご来場いただき、
本年で開場35周年を迎えます。
これを記念し、当能楽堂では現代の能楽の粋を集めた
公演、展示、
公開講座など
多彩な催しを企画いたしました。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
昭和58年9月の開場から35周年を迎える記念公演です。
35年前の開場記念公演第一日に上演した「翁 松竹風流」の再演を皮切りに、現代能楽界を代表する演者達による能と狂言の名作、大曲、稀曲の数々をご覧いただきます。
10月公演は月間特集に〈所縁の能・狂言〉と題して、能・狂言の流儀や家に特別な所縁のある作品を上演します。それぞれの所縁、芸の伝承とともに作品をお楽しみください。
11月には国立能楽堂の人気企画「蝋燭の灯りによる」をラインナップ。特にワキ方の大曲にして稀曲の能「調伏曽我」を国立能楽堂として25年ぶりに上演します。 そして同じく人気企画「演出の様々な形」も11月・12月と2ヶ月にわたって開催、今回はかつて霊獣とも考えられた狐にまつわる能・狂言の上演です。
明治150年を記念して特別企画公演〈苦難を乗り越えた能楽〉を開催します。国立能楽堂が所蔵する、まさしく明治維新の「苦難」を物語る装束を活用して能の大曲「道成寺」と狂言を12月・1月と2ヶ月にわたって上演します。
日本芸術文化振興会では、国立劇場設立当時より、「伝統芸能の保存及び振興」を事業の中核としており、伝統芸能の継承者の養成は、本事業の大きな柱の一つです。
国立能楽堂では、開場翌年の昭和59年から、関係団体の協力のもと、継承者不足が危惧される能楽三役(ワキ方・囃子方・狂言方)の養成事業を行っています。
養成期間は、基礎研修課程3年、それに続く専門研修課程3年の6年間にわたって行われます。現在、第1期から第8期までの研修修了生27人が能楽師として舞台で活躍しており、平成30年4月現在、第9期研修生2人(専門研修課程2年次)、第10期研修生2人(基礎研修課程2年次)が、日々、能楽師を目指して稽古を行っています。
平成17年から開設している研究課程は、研修修了生のほか、能楽師の子弟・門弟などの若手能楽師が受講しています。研究課程では、各自の専門の役方以外の、シテ謡・四拍子(笛、小鼓、大鼓、太鼓)の研修を受講でき、彼ら若手能楽師の総合的な技芸の向上を目的としています。平成30年4月現在、研究課程の受講者は30名にのぼります。
また、研修生のため、年3回の能楽研修発表会(青翔会)に加え、若手能楽師の日ごろの研鑽の成果を発表する場として、若手能公演を東京、京都、大阪でそれぞれ年1回開催しています。
能楽(三役)研修修了生をはじめ、若手能楽師たちの研鑽の成果をご披露するため、毎年開催している、能楽若手研究会東京公演。国立能楽堂開場35周年を迎える今回は、これまでの能楽(三役)研修修了生が一堂に会し、その成果を御覧に入れる特別公演を開催することとなりました。
各流派の皆様には、この趣旨にご賛同いただきまして、記念公演にふさわしい、素晴らしい番組となりました。