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国立文楽劇場

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【文楽プレミアムシアター】第12回「嬢景清八嶋日記」

 文楽公演の記録映像の中から、選りすぐりの作品をオンラインで配信している「文楽プレミアムシアター」。
 令和6年3月の配信は「嬢景清八嶋日記」(平成2年1月)です。
 販売期間は3週間、レンタルされた日から2週間ご視聴いただけます。また、視聴者特典として床本のプレゼントも!
 全編をゆっくり鑑賞したり、好きな場面を繰り返し味わったりと、お好きな楽しみ方でご覧ください。

販売期間 令和6年3月1日(金) 午前11時 ~ 3月21日(木) 午後11時59分 
※視聴期間は、販売期間に関わらずレンタル後2週間
演目 「嬢景清八嶋日記」日向嶋の段(平成2年1月 国立文楽劇場) カラー・約76分
配役

日向嶋の段

                  切      竹本住太夫(七代)
                           鶴澤燕三(五代)

〈人形役割〉
 肝煎左治太夫 : 吉田文雀
 娘糸滝          : 桐竹紋壽
 悪七兵衛景清 : 吉田玉男(初代)
 土屋軍内       : 吉田玉幸
 天野四郎       : 吉田文吾         他

視聴料金 2,500円(税込)
販売サイト 「ミレール」
https://mirail.video/publisher-title/493≫(外部サイト)
あらすじ  日向嶋で人々の施しによって命をつないでいる盲目の男は悪七兵衛景清のなれの果てでした。景清は平重盛の歿後、一門は赤間ケ関で壊滅し、その恨みを晴らそうとした努力も無駄になったことを嘆きます。そこへ肝煎(世話人)の左治太夫と糸滝を乗せた船が近づいてきます。父の行方を尋ねる糸滝が自分の娘だと知った景清は、その者は去年餓死したと言い放ち小屋の中に姿を消します。里人に呼び出された景清は糸滝に抱きつかれると、自分も娘を引き寄せ、潰れた目を無理に開けようとしながら泣き崩れます。左治太夫は糸滝が身を売ったことを隠し、大百姓に嫁入りして舅の志で金を持参したと伝えますが、武家の身分を全うしない娘に怒り追い払います。里人は左治太夫からの預かった金と文箱を景清に渡します。糸滝が身を売って作った金だと知った景清は愕然とし船を戻せと叫びます。景清の心が弱ったところを見て、里人は実は鎌倉からの見付だと身分を明かし、降参を勧めます。目付の言葉と娘の孝行心に心を打たれた景清は都への船に乗り込むのでした。


 

「日向嶋の段」では通常の舞台映像に同日撮影した床の映像を合わせたものをご視聴いただきます。
太夫と三味線の演奏画面が常時右下に映し出されていますので、浄瑠璃を楽しみたい方も是非ご覧ください!