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国立劇場養成所では、国立劇場、国立能楽堂、国立文楽劇場において、伝統芸能の継承のため、歌舞伎、文楽、能楽など伝統芸能の公演のほか、それらの伝承者の養成事業に力を入れて取り組んでいます。
昨年、新型コロナウィルス感染症拡大の影響などで財務状況が悪化するなか、研修生をご支援いただくため、クラウドファンディング「伝統芸能の明日をになう、国立劇場の研修生にご支援を!」を実施し、当初の目標金額300万円を大きく上回る1,400万円以上のご支援をいただきました。これらのご寄附は、日々研修に励む研修生が使用する研修用具の買い替えや修繕費用などに充てさせていただきました。私たちはこのクラウドファンディングを通して、数多くの方々とのつながりを実感するとともに、研修生たちには研修生活の大きな励みとなりました。令和5年3月に卒業した研修生5名は、4月からプロの実演家としての第一歩を歩み始めました。そして、新たに8名の研修生が加わり、養成所の在校生24名はプロの舞台で活躍することを夢見て日々厳しい稽古を重ねております。
クラウドファンディングで得た経験を活かし、研修生が安心して研修に取り組めるよう、皆様とつながりながら継続的なご支援をいただくため、この度「国立劇場養成所サポーター」を募集させていただくこととなりました。
皆様からいただいたご寄附は、研修用具の購入や修繕、研修発表会の充実のほか、国立劇場養成所における研修・育成のための費用全般に使わせていただきます。
ぜひ、皆様のお力をお貸しください。