10月31日の閉場に先立ち、国立劇場・国立演芸場閉場記念式典を10月29日に開催いたしました。
　第一部は、雅楽演奏家による「君が代」の演奏で始まりました。
　独立行政法人日本芸術文化振興会理事長　長谷川眞理子が式辞を述べ、ご来賓の方々よりご挨拶を頂戴しました。

（中央）独立行政法人日本芸術文化振興会理事長　長谷川眞理子
（来賓　左より：敬称略）文化庁長官　都倉俊一、文部科学大臣　盛山正仁、
松竹株式会社代表取締役会長　迫本淳一、
公益社団法人日本俳優協会理事長　一般社団法人伝統歌舞伎保存会会長　尾上菊五郎（代読：中村時蔵）、
公益財団法人文楽協会理事長　鳥井信吾（代読：業務執行理事　八瀬弘範）、
公益社団法人日本舞踊協会会長　近藤誠一、一般社団法人日本演芸家連合会長　三笑亭夢太朗

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　続いて、第二部では、日本舞踊・文楽・講談・歌舞伎を記念上演いたしました。

日本舞踊「菊」　井上八千代　演奏：富山清琴、藤舎名生ほか
文楽「万才」　豊竹呂太夫、鶴澤清治、吉田和生、桐竹勘十郎ほか
講談「扇の的」　神田松鯉
歌舞伎「お祭り」　片岡仁左衛門、清元延寿太夫、田中傳左衛門ほか

そして最後は、国立劇場開場時に一番太鼓を打った十一代目田中傳左衛門の孫である、十三代目田中傳左衛門の打ち出しの音（お客様をお見送りする音）で初代国立劇場の最後を締めくくりました。

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日本舞踊「菊」

井上八千代
　
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文楽「万才」

（左より）太夫：吉田和生、才蔵：桐竹勘十郎


（左より）豊竹亘太夫、豊竹希太夫、豊竹呂勢太夫、豊竹呂太夫、鶴澤清治、鶴澤清介、鶴澤清志郎、鶴澤清公

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講談「扇の的」

神田松鯉

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歌舞伎「お祭り」



片岡仁左衛門

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