国立劇場あぜくら会
開催日:1月20日(金)
場所:国立劇場大劇場2階お休み処
国立劇場開場50周年記念オリジナルグッズとして製作した「歌舞伎名ぜりふかるた」を用いて、「新春かるた会」を開催しました。進行役は歌舞伎に精通したエッセイストの山川静夫さん。ゲストに花形歌舞伎俳優の中村萬太郎さんをお迎えして、新春ならではのあぜくらの集いになりました。
山川さんからは、歌舞伎の名ぜりふに酔いしれる醍醐味についてお話をがあり、「歌舞伎は生涯の遊び友達のようなものです」の言葉に、会場からは共感の拍手が起こりました。
「直侍」や「幡随長兵衛」のようなお役もいつか演じてみたいという萬太郎さんは、「舞台では言ったことのないせりふばかりで、困ったなぁ」とはにかみながらも、持ち前の美声で、かるたの読み手も勤めてくださいました。
3人1組のチーム戦のメンバーは当日のくじ引きで決まりましたが、すぐに和気あいあいとなりました。初めての試みでしたが、かるた会は大いに盛り上りました。
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