~日本が世界に誇るユネスコ無形文化遺産「文楽」を学生のみなさまに~
今から300年以上前に大阪の地で生まれ、庶民の手で育まれてきた人形浄瑠璃「文楽」は、世界でも他に類を見ない高い芸術性が評価され、平成20年11月にユネスコの無形文化遺産に登録されました。
文楽は、“太夫”“三味線”“人形”の「三業」が一体となった総合芸術です。太夫が生の声で語る義太夫節と太棹三味線が奏でる重厚な音色は人間の本質に鋭く迫り、三人の人形遣いが操る人形の繊細な動きは人間を上回る表現を可能にしています。
「世界に誇る文楽を若い世代の皆さんにご覧いただきたい。」そんな願いから国立文楽劇場では開場以来、毎年6月に「文楽鑑賞教室」を開催しております。この機会にぜひ人形浄瑠璃「文楽」をご鑑賞ください。
初めての方でも親しみやすい文楽の名作・名場面を厳選して上演いたします。上演時間は休憩を含めておよそ2時間~2時間半ほどとコンパクトです。
舞台に出演する技芸員が文楽の魅力についてわかりやすくお伝えします。文楽のルールや見どころを事前に知ることで、作品をより楽しめるようになると好評です。
鑑賞の手引きとして文楽解説の小冊子、公演プログラムを無料で差し上げます。
また、WEB教材として「文化デジタルライブラリー」をご用意しております。(詳細は下記リンク参照)
通常の公演よりもお手頃な料金で、文楽をお楽しみいただけます。文楽の入門編に最適な公演です。
鑑賞の手助けとなるよう、舞台上部に太夫の語りがひと目でわかる日本語字幕を表示いたします。
進行に合わせて解説を聞くことができ、舞台をよりお楽しみいただけます。
文楽の歴史や三業などについて、映像資料をご用意しています。
観劇当日の動線など、事前にご確認いただけます。下記までお問い合わせください。
国立文楽劇場 営業課 営業会員係(06-6212-5782)
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