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くろごちゃんファンド(国立劇場基金)

活動報告

ご寄附の活用状況|新調した文楽の肩衣・袴がお目見え✨(令和7年1月)

令和6年11月に、皆様のご寄附により新調した肩衣と袴を、令和7年初春文楽公演 第2部『仮名手本忠臣蔵』「道行旅路の嫁入」に出演する太夫・三味線弾きが着用しております。
皆様のあたたかいご支援に改めて御礼申し上げます。
公演をご覧の際は、ぜひ新しい肩衣と袴にもご注目ください。

「道行旅路の嫁入」に出演の豊竹呂勢太夫から、メッセージが届きました。こちらもどうぞご覧ください!

太夫・三味線弾きが各5名並び、新調した肩衣と袴を着て演じている 令和7年初春文楽公演 第2部『仮名手本忠臣蔵』「道行旅路の嫁入」の様子
太夫・三味線弾きが、新調した肩衣・袴を着用しています
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ご寄附の活用状況|文楽の肩衣と袴を新調しました(令和6年11月)

いつも「くろごちゃんファンド(国立劇場基金)」を応援してくださり、誠にありがとうございます。
このたび、皆様のご寄附により、国立文楽劇場で、文楽の肩衣・袴を新調することができました。

長年の使用で劣化が進んだ肩衣・袴

太夫・三味線弾きは舞台出演の際、専用にあつらえた肩衣・袴姿で語りと演奏を行います。「景事」や「道行」など大勢が並んで演奏する演目では、文楽劇場所有の肩衣と袴を使用します。
人形遣いも、演目によっては、出遣いの場面で文楽劇場所有の肩衣・袴を着用しています。
現在、文楽劇場では約10種類の肩衣・袴を所有していますが、前回新調したのは10年以上前。肩衣・袴ともに、古くから使用しているものや使用頻度の高いものは、生地の裂けや汚れ、汗染みがひどい状態でした。

  • 袴帯の劣化
  • 袴裾の破れ・擦り切れ
  • 袴の汚れ・シミ

今回新調したもの

今回新調したものは以下の通りです。柄は「三枡柄」という一般的な古典文様、素材は綿100%で作られています。

  • ・太夫用肩衣・袴セット10組
  • ・三味線用肩衣・袴セット10組
  • ・人形用肩衣4枚
  • ・人形用袴10枚
  • 文楽劇場2階ロビー、緋毛氈の山台の上に灰色の肩衣と袴 国立文楽劇場2階ロビーの展示の様子
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ご寄附の活用状況|博物資料を購入しました(令和6年9月)

いつも「くろごちゃんファンド(国立劇場基金)」を応援してくださり、誠にありがとうございます。

このたび、皆様のご寄附により、国立能楽堂で博物資料「能絵 12図」を購入することができました。
この資料は江戸末期の能絵で、現在は絵巻になっていますが、近年に貼交屏風はりまぜびょうぶ(いろいろな書画などを交ぜ合わせて貼りつけた屏風)から改装されたようです。
〈盛久〉〈水無月祓みなづきばらい〉など描かれることが少ない曲目が描かれており、粉本ふんぽん(制作の参考とするために模写した絵画)を踏襲するそれまでの能絵とは異なり、写実的な表現が注目されます。

「能絵 12図」のうち〈水無月祓〉部分 「能絵 12図」のうち〈水無月祓〉部分
収蔵資料展「能狂言絵展」
内容 国立能楽堂収蔵資料の中から、様々な能・狂言絵をテーマとした展示を行います。収蔵後の継続的な調査・研究によって新たな事実が判明した資料については、その調査報告と共に展示します。
入場料 無料
会場 国立能楽堂 資料展示室
期間 令和6年9月20日(金)~11月9日(土)
※月曜日は休室(月曜日が祝日の場合は火曜日休室)
時間 午前11時~午後5時
※国立能楽堂主催による下記の夜公演をご鑑賞のお客様は、開場から休憩時間終了時まで展示をご覧頂くことができます。
9月20日(金)・26日(木)、10月18日(金)
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お問い合わせ

独立行政法人日本芸術文化振興会
寄附担当

所在地
〒102-8656
東京都千代田区隼町4番1号
TEL
03-3265-6719
(平日午前10時~午後6時)
FAX
050-3385-3424
E-mail
donation@ntj.jac.go.jp
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