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【5月文楽】豊竹若太夫襲名披露 西新井大師お練り成功祈願

足立区・北千住のシアター1010で開催される5月文楽公演が、いよいよ5月9日(木)に初日を迎えます。
十一代目豊竹若太夫の襲名披露が行われ、57年ぶりに大名跡が復活する記念すべき公演です。
公演に先立ち、5月6日(月・休)に関東有数の厄払いのお寺であり、公演会場と同じ足立区に位置する西新井大師(五智山遍照院總持寺)にて「豊竹呂太夫改め十一代目豊竹若太夫襲名披露 成功祈願 西新井大師キャンペーン」を開催いたしました。


西新井大師山門にて

 


お練り道中

 

13時30分にお練りが始まりました。豊竹若太夫を先頭に、文楽人形も参加した賑々しい行列には、沿道の皆さまから温かな声援をいただきました。今回のお練りは、途中から合流した御神輿とそのかけ声で一層華やかになりましたが、これは西新井大師商栄会様のご協力によるものです。
行列が本堂前に到着した後、豊竹若太夫よりご観覧者の皆さまへご挨拶を申し上げました。

 


成功祈願法要の様子


また14時からは、西新井大師 本堂において劇場関係者と豊竹若太夫、鶴澤清介らが、お護摩を受け、5月文楽公演と襲名披露の成功を祈願しました。
厳粛な雰囲気の中で法要を終えた豊竹若太夫は、今回の襲名に際して「自分で選んだのではなく、若太夫という名前に選ばれたような気がしています。」と述べ意気込みを新たにしました。

 


記念上演『二人三番叟』

15時からは、西新井大師 書院において『二人三番叟』の記念上演を行いました。(若太夫一門の浄瑠璃、鶴澤清介ほかの三味線、桐竹紋吉、吉田簑太郎の人形)
二人の三番叟が、華やかな三味線の演奏で躍動的に舞い、大名跡の復活を寿ぎました。
多くの方々にご覧いただき、大盛況の記念上演となりました。

 

お越しくださいました皆さま、ご協力いただいた方々に御礼申し上げます。


どこか懐かしく温かい雰囲気で情緒あふれる足立区、シアター1010での文楽公演の第2弾である5月文楽は5月9日(木)~27日(月)まで。
チケットは好評発売中です。
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また、ご観劇の際には是非、西新井大師にもお立ち寄りください。

 

 

5月文楽公演詳細はこちら