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国立文楽劇場

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【10月舞踊公演】井上八千代からメッセージが届きました!

  国立文楽劇場で毎年秋に行われ、東西の日本舞踊の名手が一堂に会して競演する文化庁芸術祭主催公演「東西名流舞踊鑑賞会」。本年は、10月18日(土)に開催いたします。午後1時開演の第1部で長唄 『木賊刈(とくさかり)』を勤める井上八千代(人間国宝)から、公演にかける意気込みを語ったメッセージが届きました。

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井上八千代

  『木賊刈』は、信濃(長野県)の園原山で、秋の月を友として、木賊を刈るお爺さんが登場します。はじめの方は、能『木賊』の詞章に沿っておりますが、お話はそこから離れて、「昔むかし爺と婆があったとさ」と始まる昔話の雰囲気になります。
  爺は山へ柴刈りに婆は川へ洗濯に…、離れた場所にあっても、長年を共にしてきた老夫婦が、自然にお互いを思いやって過ごしています。
  振りも少なく、老いの境地を表現することはなかなか難物ではありますが、長唄の名曲であり、しかも今の私と同じ年齢で、先代八千代が手掛けてはじめて舞ったものですので、拙いながら、身体の中へ取り込ませていただきたいと思いました。どうぞお運びの上、ご高覧くださいませ。

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東西名流舞踊鑑賞会
10月18日(土)
【第1部】 午後1時開演(午後3時15分終演予定)/【第2部】 午後4時開演(午後6時30分終演予定)

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