日本芸術文化振興会トップページ > 国立文楽劇場 > 2023年度 > 【文楽プレミアムシアター】第10回「国言詢音頭」のご案内
文楽公演の記録映像の中から、選りすぐりの作品をオンラインで配信している「文楽プレミアムシアター」。令和5年9月の配信は「国言詢音頭」(昭和59年9月)です。
販売期間は3週間、レンタルされた日から2週間ご視聴いただけます。また、視聴者特典として床本のプレゼントも!
全編をゆっくり鑑賞したり、好きな場面を繰り返し繰り返し味わったりと、お好きな楽しみ方でご覧ください。
販売期間 | 令和5年9月1日(金) 午前11時 ~ 9月21日(木) 午後11時59分 ※視聴期間は、販売期間に関わらずレンタル後2週間 |
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演目 | 「国言詢音頭」大川の段・五人伐の段(昭和59年9月 国立文楽劇場) カラー・約94分 |
配役 |
大川の段 〈人形役割〉 |
視聴料金 | 2,500円(税込) |
販売サイト | 「ミレール」 ≪https://mirail.video/publisher-title/493≫(外部サイト) |
あらすじ | 堂島の蔵屋敷に勤める薩摩藩士八柴初右衛門は、出入りの町人の絵屋仁三郎の接待を受けた際、曽根崎新地の遊女菊野を見初め入れ揚げています。初右衛門の家来伊平太は菊野が仁三郎へ宛てた恋文を偶然手に入れ、初右衛門を侮辱していることを知ります。伊平太は初右衛門に手紙を見せ菊野を諦めるよう勧めます。そこへ仁三郎と菊野の一行を乗せた舟が通りかかります。自分の悪口を言う二人の声に初右衛門は復讐の炎を灯すのでした。 薩摩への帰国が決まった初右衛門は茶屋に馴染みの人々を招き、宴の場で仁三郎と菊野に例の手紙を渡します。初右衛門に殺されると思った二人は覚悟を決めますが、初右衛門は許すと言って茶屋を後にします。茶屋の二階で仁三郎が寝ていると仁三郎の許嫁がやってきます。菊野はかつて絵屋に奉公していた時に仁三郎と恋仲となったのですが、許嫁に遠慮して身を引き遊女になっていたのです。菊野は許嫁を仁三郎の元へ忍ばせます。夜も更けた頃、意趣返しに現れた初右衛門は怒りにまかせ菊野をなぶり殺します。仁三郎の行方を捜す初右衛門は家中の人々を次々に手をかけます。仁三郎を逃がしたものの、初右衛門は雨の中を悠々と去っていくのでした。 |
昭和・平成を彩った名舞台を、心ゆくまでご堪能ください!