日本芸術文化振興会トップページ  > 芸術文化振興基金  > 芸術文化振興基金について  > 助成事業事例  > 令和4年度版 芸術文化振興基金・文化芸術振興費補助金 助成事業事例集  > かがみの孤城|松竹株式会社

芸術文化振興基金

文化庁文化芸術振興費補助金助成事業令和4年度助成事業事例集

かがみの孤城

松竹株式会社(助成金額:23,313千円)

©2022「かがみの孤城」製作委員会

活動概要

 松竹株式会社(映画「かがみの孤城」製作委員会の製作幹事会社として)は、長編アニメーション映画「かがみの孤城」の製作に対して助成いただきました。

©2022「かがみの孤城」製作委員会

助成を受けて

まず、前提として、昨今のアニメ制作は、以前に増してコスト高い傾向にあります。そして、スケジュールも含めた制作環境が決して健全とは言えず、目標とするクオリティを予定されたスケジュールで制作の見通しが立たず、当初より予算超過する懸念がありました。製作費の点で助成いただくことで、アニメーションの高いクオリティを維持したく、貴振興会の助成を受けようと考えました。

助成の意義

助成のおかげで、目標とするクオリティを達成できたと考えております。また、それにより本作を普及・宣伝する費用にも多少なりとも予算を割くことができ、より多くの方々に観てもらう機会を作ることができました。またバリアフリー素材はじめ国内の一人でも多くの観客に届ける素材を制作できたこと。助成対象作品となったことにより、国内でしっかり評価頂いたこと、それが海外発信にもつながり、作品性はじめ、長く愛され続ける作品になったと感じています。

今後の活動

国内においては長期間に渡りロングラン上映となり、2023年5月には再上映する機会にも恵まれました。その後、世界最大であり最古の国際アニメーション映画祭である、アヌシー国際アニメーション映画祭においては、受賞は逃しましたが、コンペティション部門に選出されるなど、国際的な評価も高まっており、現在、韓国、台湾、香港などでの海外上映にはじまり、ヨーロッパほか世界の各地域での上映を予定しています。また国内においても、規模の大小関わらず、上映オファーがあれば、本作の普及活動に今後も務めて参りたいと思います。公開イヤーで活動を終えるのではなく、国内外問わず、継続的に活動してまいりたいと考えております。

松竹株式会社