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養成事業

研修内容

国立能楽堂は、昭和59年(1984年)の開場当時から、能楽の普及・振興と後継者育成のために、能楽(三役)研修を実施して参りました。令和元年7月現在、第9期研修生(専門研修3年次)、第10期研修生(基礎研修3年次)が日々能楽師となるために研鑽を積んでいます。また、第8期までの研修修了生のうち、27名がプロの能楽師として、舞台で活躍をしております。

第11期 能楽(三役)研修概要

研修目的
能楽(三役)のうち、ワキ方・笛方・大鼓方・太鼓方・狂言方になるための、基礎・専門教育を行うことを目的とします。
研修期間
令和2年4月から令和8年3月までの6年間
基礎研修(令和2年4年から令和5年3月までの3年間)
専門研修(令和5年4月から令和8年3月までの3年間)
研修時間
原則として、月曜日から金曜日までの平日の午前10時から午後6時まで
研修場所
国立能楽堂
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1
研修内容
  • 謡・仕舞観世流の謡、仕舞を学びます。
  • 実技四拍子(笛・小鼓・大鼓・太鼓)…囃子方の楽器の演奏を学びます。
    実技(ワキ方・狂言方)…ワキ方・狂言方の所作、発声、セリフ等を学びます。
  • 講義座学として、能楽基礎講座、能楽史、能楽技法論、原典講読を学びます。
  • 公演見学国立能楽堂主催公演を見学します。
  • 舞台実習稽古会・青翔会等、実際の舞台に立つことで、能楽師としての技量を研鑽します。
  • 楽屋実習楽屋での礼儀・作法や仕事を学びます。
  • その他、外部研修(外部公演等見学)、研修旅行(年1回程度実施予定)など
募集役方
ワキ方=宝生流
笛 方=森田流
大鼓方=葛野流
太鼓方=観世流
狂言方=大蔵流(大藏彌右衛門家)
適性審査
研修開始後8か月以内に適性審査を実施し、専攻を決定します。
適性審査に不合格となった場合は、研修生の身分を失います。
受講料
無料
研修修了後
公益社団法人能楽協会に所属し、プロの能楽師として舞台に出演することになります。
その他
遠方からの研修生に対し宿舎の貸与制度があります。(審査有り、有料)
適性審査合格者には、研修期間中、伝統芸能伝承奨励費の貸与資格が与えられます。
(任意)

研修生のある一日

基礎研修(3年次)

  • 9:30登校控え室で稽古着に着替えます。1限目までは前回の稽古の復習をしたり、今日の稽古の準備をしたりして過ごします。
  • 10:40シテ謡
    (1限目)
    観世流のシテ謡の稽古。授業は1コマ
    70分。今日は「邯鄲」の稽古です。
  • 11:50休憩午後の授業までお昼の休憩です。
  • 13:00専科
    (2限目)
    それぞれ専科(笛、小鼓)の稽古。来月行われる発表会の曲を中心にお稽古をします。
  • 14:10自習今日は3限目が無いため、空いている稽古場で今日の稽古のおさらいや、付帳や過去の催しの記録などを見て自主稽古をします。
  • 16:30講義
    (4限目)
    今日は原典講読の講義です。後日公演を見学する「隅田川」を勉強します。
  • 18:00帰宅

青翔会(能楽研修発表会)

青翔会は、国立能楽堂能楽(三役)研修生をはじめ、次代を担う若手能楽師の技能研鑽のための公演です。年に3回催されており、日頃の稽古の成果をお客様にご披露するため、諸先輩たちとともに出演いたします。

次回青翔会のお知らせ

研修修了発表会

最終年次(専門研修)の3月に催されます。本公演を以て、全ての研修課程を修了したこととなります。

お問い合わせ

  • 国立劇場養成課(歌舞伎・大衆芸能)03-3265-7105
  • 国立能楽堂養成係(能楽)03-3423-1483

お電話でのお問い合わせは平日10時~午後6時(年末年始除く)