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伝統芸能情報館

情報展示室

企画展示「歌舞伎の四季」

※新型コロナウイルス感染症対策として、令和2年2月28日(金)から3月15日(日)まで伝統芸能情報館は休館いたします。何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
  日本には四季があり、古より季節で移り変わる自然を愛でる心を持った国民だと言われます。たしかに現代の私たちも、春には花見、夏は海水浴や花火、秋は月見や紅葉の名所への旅、冬は降雪の地でスポーツを楽しむなど、四季を感じることに喜びを見出しています。
  歌舞伎は、そのような季節を感じる喜びを舞台に表現してきた伝統芸能です。舞台で満開に咲き誇る桜の艶やかさに春を、海や川の水に涼を愛でる夏を、澄んだ夜空に照る月の明りや燃える紅葉に秋を、情感豊かに舞う雪に冬を見る時、季節の持つ美にたいする共感が沸き起こりましょう。歌舞伎の舞台に見られる四季の表象は、鑑賞する作品を効果的に伝える重要な役目を担っているといえます。
  このたびの展示では、舞台で用いられる衣裳や小道具、錦絵や舞台写真などの所蔵資料で、歌舞伎が創造する〈技〉の数々をご覧いただきます。
  資料の中には、たとえば『祇園祭礼信仰記』や『積恋雪関扉』のように春の表象の代表格である桜と冬の表象の代表格である雪が共存し、四季の美の競演ともいえる、現実を超える表現もあり、歌舞伎が求めた美のありようを考えさせられます。また、江戸時代の観客たちは四季の美を愛でる喜びを歌舞伎役者のふだんの姿にも求め、見出そうとしたことがわかります。
  江戸から今日まで舞台を彩ってきた歌舞伎の四季。創り上げられた日本の美を味わいつつご鑑賞ください。

会期 令和2年2月8日(土)~令和2年5月25日(月)
開室時間 午前10時~午後6時(毎月第3水曜日は午後8時まで)
休室日 令和2年2月28日(金)~3月15日(日)
場所 国立劇場伝統芸能情報館 1階 情報展示室

※入場無料

シアタースペースの上演ラインナップ

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伝統芸能情報館のご案内

所在地 〒102-8656 東京都千代田区隼町4-1
TEL 03-3265-7411
最寄り駅 [地下鉄] 半蔵門線 「半蔵門駅」 下車
1・6番出口から 徒歩 約5分
有楽町線・半蔵門線・南北線 「永田町駅」 下車
4番出口から 徒歩 約8分
2番出口から 徒歩 約10分