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国立能楽堂

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【千駄ヶ谷だより】NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」時代考証担当の坂井孝一さんがご案内(5月14日(土)普及公演)

 国立能楽堂の普及公演では、冒頭の「解説・能楽あんない」を通して当日の演目に親しんでいただいた上で、能と狂言の名曲をご覧いただきます。



月岡耕漁「能楽図絵二百五十番」小袖曽我


 5月14日(土)の普及公演では、中世史の研究者として数々の著書を出版し、能楽にも造詣が深く、中世史研究の第一線で活躍している坂井孝一さん(創価大学教授)が登壇し、「兄弟の絆・母の愛」と題して皆様を能「小袖曽我」の世界にご案内いたします。

 坂井さんは三谷幸喜さんが脚本を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で時代考証を担当されています。能「小袖曽我」は「鎌倉殿の13人」で描かれている鎌倉幕府成立期の曽我兄弟の仇討ちを扱った曲ですので、本公演はまさに大河ドラマの作り手の話を導入に、その世界観を能舞台上でお楽しみいただける内容です。

 時代考証は映像作品等において、歴史事実や生活習慣、衣装を含めた道具などの描写が、題材の時代にふさわしいかどうかを入念に検証する作業です。

 国立能楽堂5月主催公演はまもなく販売開始です。ご期待ください。

 

◆国立能楽堂令和4年5月14日(土)普及公演のご案内



予約開始:4月10日(日)午前10時~
窓口販売開始:4月11日(月)午前10時~

◇令和4年5月14日(土)普及公演(午後1時開演)

解説・能楽あんない「兄弟の絆・母の愛
   坂井孝一(創価大学教授)

富士松 野村萬(和泉流)

【あらすじ】
主人に無断で富士詣をしてきた太郎冠者。「許す代わりに富士山から採ってきた松をよこせ」と迫られて、松を渡したくない太郎冠者は主人の機嫌をとろうと酒を飲ませます。まんまと気分をよくした主人は、当節流行りの連歌の付け合いをはじめるのですが……。

 「小袖曽我」 上野 朝義(観世流)

【あらすじ】
富士の裾野での巻狩に乗じて、曽我十郎祐成と五郎時致の兄弟は、父の敵・工藤祐経の仇討ちを計画します。今生の別れを告げに母の元を訪れ、まず十郎が対面を請うと母は久しぶりの対面を喜びます。けれど命に背いて出家の道を拒んだ五郎は、勘当を解かれず対面がかないません。落胆し立ち去ろうとする兄弟の背中に、こらえきれずに母が声をかけ、親子は和解をはたします。酒宴が始まり、兄と弟はともに舞い、やがて名残を惜しみつつ旅立ってゆくのでした。

あらすじ=氷川まりこ(伝統文化ジャーナリスト)

▶公演の詳細は
こちら
◆国立能楽堂では、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大予防の取り組みを講じたうえで、皆様のご来場をお待ちしております。 (ご来場のお客様へのお願い)