日本芸術文化振興会トップページ > 国立能楽堂 > 2022年度 > 【千駄ヶ谷だより・9月20日更新】〇〇さを意識して演じてみましょう!(令和4年9月16日定例公演出演の茂山逸平さんよりコメントをいただきました)
令和4年9月16日(金)定例公演にて上演の狂言「舎弟」にてシテをつとめる、狂言方大蔵流の茂山逸平さんよりコメントをいただきました。
1979年6月12日生まれ
二世茂山七五三の次男
4歳の時「業平餅」の童にて初舞台。その後「千歳」「三番三」「釣狐」を披く。
1994年に、宗彦、茂と「花形狂言少年隊」を結成し活躍する。また2000年より心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=「TOPPA!」を千三郎、正邦(現 千五郎)、宗彦、茂、童司と共に主催し、活動。
1995年、東京にて狂言小劇場の公演を開始。
スペイン等の海外公演にも参加。その一方で、東映映画「将軍家光の乱心・激突」の竹千代役で出演。NHK連続テレビ小説「京、ふたり」「オードリー」「ごちそうさん」他、舞台・CMと数々出演。また兄宗彦と共に、新作二人芝居 <宗彦、逸平のThat’s Entertainment「おそれいります、シェイクスピアさん」> に挑戦するなど幅広く活躍する。
2006年より「HANAGATA」を正邦(現 千五郎)、宗彦、茂、童司と共に再開。企画製作そして出演までを自分たちでおこなう「HANAGATA」を通し、狂言の魅力を存分に味わっていただき、自らの芸を磨くことを目的とした。2020年からはHANAGATA改め「Cutting Edge KYOGEN」として活動している。
2006年秋から1年間フランスに留学した。
2009年より日本舞踊、尾上流家元三代目尾上菊之丞と「逸青会」を落語家三代目桂春蝶と「春蝶・逸平の一緒に遊びまSHOW!」を主催。その他新国立劇場「てのひらのこびと」等現代劇に出演。2017年10月よりNHK・Eテレ語学講座「旅するスペイン語」出演。
著書に『茂山宗彦茂山逸平と狂言へ行こう』(旬報社)がある。
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