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国立能楽堂

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【千駄ヶ谷だより】 能楽鑑賞教室 好評発売中!(6月21日~25日)

 国立能楽堂では、日本の伝統芸能である能楽を広い世代に知っていただくため、毎年6月に能楽鑑賞教室公演を開催しています。本公演は主に中高生を対象として企画していますが、大人の能楽初心者もお楽しみいただける内容です。これを機に能楽の世界に触れてみませんか?

◎能楽鑑賞教室の特徴

●初めて能楽に触れる方にも無理なくご鑑賞いただける、休憩時間を含めて2時間程度のコンパクトな公演です。
●出演者による解説の後、狂言と能の名作の中から厳選したわかりやすい演目をご覧いただきます。
●上演中の字幕表示や、鑑賞の手引きの冊子で皆様の鑑賞をサポートいたします。
●公演当日は資料展示室にて 特別展「日本人と自然 能楽と日本美術」を開催しています。
実際の舞台と併せてご鑑賞いただきますと能楽に対する理解がより深まります。
▶ 特別展「日本人と自然 能楽と日本美術」の詳細はこちら


21日(月)~25日(金) 能楽鑑賞教室 午前11時/午後2時

寝音曲

 太郎冠者が謡っているのを偶然耳にした主人。ぜひちゃんと聞きたいものだと、太郎冠者を呼び出して謡うように命じます。これからたびたび謡わされることになってはたまらないと思った太郎冠者は「酒を飲み、妻の膝枕がなければ謡えない」と嘘をつきます。ならば酒を飲ませよう、自分の膝も貸そうと主人にいわれ、仕方なく太郎冠者は主人の膝枕で謡い出したのですが……。

殺生石

 僧・玄翁が旅の途中に下野の那須野ヶ原を通りかかると、飛び交う鳥たちがとある巨大な石の上空でパタパタと落ちるのを目撃します。そこに現れた土地の女は、これは人畜の命を奪う恐ろしい石だと教えます。その昔、女官に化けて帝に仕え国を乗っ取ろうとした化生(けしょう)の者が、正体を見破られ命を奪われた恨み。その執心が凝り固まった石で、実は自分こそがその石魂だと明かして、女は石の中に姿を隠してしまいます。
 玄翁が殺生石を供養して引導を授けると、石が真っ二つに割れ、中から姿を現したのは狐の姿をした化け物。インド、中国、日本をまたにかけ、悪事の果てに、この地で命を落とすまでの経緯を語ります。けれど玄翁のありがたい供養を受け、この後はもう決して悪さをしないと誓うのでした。

【文/氷川まりこ(伝統文化ジャーナリスト)】


◆国立能楽堂では、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大予防の取り組みを講じたうえで、皆様のご来場をお待ちしております。 (ご来場のお客様へのお願い)


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