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転変する王昭君の物語を追う旅へ―プレトーク開催のお知らせ(2月18日定例公演)




 2月の国立能楽堂では、絵画のイメージを補助線として能の魅力をお楽しみいただく人気シリーズ、《月間特集 近代絵画と能》をお送りします。
 中でも今回、2月の月間チラシで大きく取り上げた絵画作品である菱田春草≪王昭君≫と能「昭君」に関しまして、2月18日(金)定例公演の開演に先立ち、プレトークを開催いたします。《絵画と能》シリーズは本年で7回目を数えますが、プレトークの開催はこれが初の試みです。
(当日のチケットをお持ちの方のみご参加いただけます。)

 『中国から日本へ、転変する王昭君の物語』と題し、美術ライター・公益財団法人永青文庫副館長の橋本麻里さんに、絵画≪王昭君≫と能「昭君」について、その題材である王昭君説話の転変をからめてたっぷりとお話しいただきます。
 絵画について、能について、またその両者の根底に流れる王昭君という悲劇の女性の物語について、より深くお楽しみいただける絶好の機会です。ぜひお誘い合わせてご参加ください。

2月18日(金)定例公演は、国立劇場チケットセンター他にて絶賛発売中です。
チケットセンターはこちらから

出 演



橋本 麻里
(美術ライター・公益財団法人永青文庫副館長)

プロフィール

 日本美術を主な領域とするライター、エディター。公益財団法人永青文庫副館長。金沢工業大学客員教授。近著『かざる日本』(岩波書店)、ほか著書・共著・編著多数。

詳 細

 タイトル:「中国から日本へ、転変する王昭君の物語」
  時 間:午後4時45分より30分程度
     ※定例公演は午後5時30分開演
  場 所:国立能楽堂能舞台

国立能楽堂2月18日(金)定例公演

午後5時30分開演

狂言「文山賊」 三宅 近成(和泉流)
 山中で、狙いをつけた旅人に逃げられてしまった二人の山賊。互いに失敗を相手のせいにしていさかいがはじまり、とうとう果たし合いで決着をつけることになりました。けれど見物人もなく命を落としては犬死にも同然と、それぞれ家族に文を書き残すことになるのですが…。

能「昭君」 寺井 榮 (観世流)
 中国、漢の時代。皇帝の寵愛を受けていた王昭君は、和睦の証として胡国の後宮にさしだされてしまいました。旅立つ前、昭君は「この柳が枯れたときは私の命が尽きたとき」だと言って、自ら柳の木を植え置きました。今、その柳の木は枯れかけていて、昭君の老父母は娘の命がもはやないことを悟ります。古くから鏡には恋しい人が映るとされるので、柳を鏡に映してみると、はたしてそこに昭君の亡霊が現れました。さらに鬼と恐れられた胡国の王・呼韓邪單于の霊も姿を現しますが、見るも恐ろしい自らの姿を恥じて立ち去ります。あとには美しい昭君の面影だけが残るのでした。

【文/氷川まりこ】


◆国立能楽堂では、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大予防の取り組みを講じたうえで、皆様のご来場をお待ちしております。 (ご来場のお客様へのお願い)


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