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国立能楽堂

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【千駄ヶ谷だより】8月公演が間もなく発売開始です!

間もなく発売開始となる、国立能楽堂8月主催公演のラインナップをご紹介いたします。いよいよ夏真っ盛りの季節、皆様のご来場をお待ちしております。

3日(水) 企画公演 夏休み親子で楽しむ能の会 午後1時

紅葉狩

秋が深まる信濃国(長野県)戸隠山。狩りに訪れた平維茂一行は、紅葉の下で酒宴を張る上臈と侍女たちに出会います。邪魔にならないようそっと通り過ぎようとすると、上臈に呼び止められ、甘い言葉で誘われて宴に加わります。酒杯を重ね、上臈の舞を見るうちに維茂が酔って眠りこむのを見届けて、女たちは姿を消してしまいます。一方、維茂の夢のなかには八幡神の使いが現れ、女たちが鬼の化身であることを教え、太刀を授けます。目を覚ました維茂を、正体を露わにした鬼女が襲いかりますが、維茂は神力を宿す刀をもって立ち向かい遂には討ち伏せるのでした。

24日(土) 企画公演 夏休み親子で楽しむ狂言の会 午後1時

盆山

世間では盆山(盆の上に石や砂で風景を象った箱庭のような置物)が大ブーム。男はかねてから、豪華な盆山をたくさん所有する知り合いに、ひとつ欲しいと頼んでいるのですがいっこうにくれません。そこで、こっそり盗みに入り物色していると、家の主人に見つかってしまい、とっさに盆山の陰に隠れます。男が顔見知りと気づいた主人は、さて、どんな行動に出るのでしょうか?

蚊相撲

近頃は相撲が人気とあって、大名は相撲取りを召し抱えることにします。相撲取りを探して連れてこい、という主の命令を受けて、太郎冠者は街道に赴きます。そこへやってきたのは、相撲取りになって思いのままに人間の血を吸おうと都へ上ってきた蚊の精でした。そうとは知らない太郎冠者。蚊の精を雇い入れて館へと連れ帰ると…。

30日(金) 企画公演 狂言と落語・講談 《特集・博奕》 午後6時30分

天保水滸伝 笹川の花会

下総(千葉県北部)の利根川を挟んで対立する侠客、飯岡助五郎一家と笹川繁蔵一家。人々から慕われている繁蔵は、鹿島神社の修復の費用を捻出するために花会を開きます。諸国の親分たちが居並ぶなか、助五郎は一家で孤立している政吉にわずか五両をもたせて代理に向かわせます。自腹を切って足しても十両そこそこの祝儀しかなく肩身の狭い政吉の窮状を察して繁蔵は…。

狸賽

悪童にいじめられているのを助けられた子狸が、恩返しにと男のもとにやってきます。いろんなものに化けられるというので、男が思いついたのが今夜の博奕。狸をサイコロに化けさせて持っていけば、自分の好きな目が出放題と考えたのですが…。

博奕十王

仏教の功徳で極楽へ行く人間が増えたため、いまや地獄は存続の危機に。閻魔大王は罪人を地獄へ攻め落とそうと自ら六道の辻に出向き、待ち受けます。そこにやってきたのは博奕打。賭博で人々から財産を奪い取った大悪人です。博奕打ちから弁明を聞いているうちに、閻魔大王は博奕に興味をもって…。

25日(日)~27日(火) 国立能楽堂ショーケース 25・26日午後2時/27日午後7時開演

柿山伏

旅の途中、喉が渇いた山伏。大きな柿の木を見つけて登り、実を盗み食いしてしまいます。見回りにきた柿の木の持ち主は、木の間に隠れている山伏を見つけますが、わざと気づかぬふりをして、からかうことにします。そうとは知らない山伏の運命やいかに…!?

安達原

奥州(東北地方)安達原にやってきた諸国行脚の山伏の一行が、野中に一軒の家を見つけ宿を借ります。ひとり棲む女は、求めに応じて賤女の営みである糸繰りのさまを見せてもてなします。やがて、暖をとるための薪を採りに行くので決して寝室を開けないようにと言い残し出かけます。約束を破って一行の従者が覗き見ると、そこには累々たる死骸。女の正体が安達原の鬼女だと悟り逃げ出した一行を、本性を現した鬼女が追いかけてきます。両者の対決の末、山伏の験力で調伏された鬼女は闇へと消えていくのでした。

【文/氷川まりこ(伝統文化ジャーナリスト)】

●8月公演発売開始日
  • ・電話インターネット予約:7月9日(火)午前10時~
  • ・窓口販売:7月10日(水)午前10時~

  国立劇場チケットセンター(午前10時~午後6時)
  0570-07-9900/03-3230-3000(一部IP電話等)
  https://ticket.ntj.jac.go.jp/

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