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【3月琉球芸能】プレイベント「組踊上演300周年記念特別企画」を開催しました!

 本年は、沖縄の伝統芸能である組踊が創作・上演されて300周年にあたります。それを記念して国立劇場では、3月9日(土)に3月琉球芸能公演「組踊と琉球芸能」を上演します。
 プレイベントとして、2月11日(月・祝)、組踊上演300周年記念特別企画「琉球王朝の息吹を今に伝える」を開催しました。

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 この特別企画は、二十五世観世左近記念観世能楽堂の協力の下、GINZA SIX内の観世能楽堂で行われました。国立劇場とはまた違う雰囲気の中で、お客様に琉球芸能をお楽しみいただきました。


 第1部「琉球芸能のおはなし」は、琉球舞踊の舞踊家で、国立劇場おきなわ芸術監督の嘉数道彦による解説です。

 出演者らの実演も交え、琉球芸能の歴史や衣裳、音楽などを分かりやすくご紹介しました。


 休憩をはさみ、第2部「琉球芸能鑑賞」では、琉球舞踊を三題上演しました。

 一つ目は、宮城茂雄による女踊「女こてい節」。

 組踊「大川敵討(おおかわてぃちうち)」の一部が独立したもので、乙樽(うとぅだる)という女性が、按司(あじ、城主の意)の団扇(軍配)を持って厳かに踊ります。主君への感謝を歌った祝儀舞踊で、第2部の幕開けを飾りました。


 続いて、佐辺良和による「高平良万歳(たかでーらまんざい)」です。

 組踊「万歳敵討(まんざいてぃちうち)」の主人公の兄弟が父親の仇を討ち果たすまでの踊りを抜粋したものです。柔らかさの中にも直線的な力強さ、緩急、間が求められる、二才踊(成人男性の踊り)の最高傑作です。


 最後は、宮城茂雄と佐辺良和の二人による雑踊(明治以降にできた踊り)の傑作「加那よー天川(かなよーあまかー)」です。

 池のほとりで深く愛し合う男女の様子をつがいのおしどりに託して表現した踊りです。テンポのいい軽快な踊りでイベントを締めくくりました。


 各舞踊の合間にも作品や所作についての解説があり、琉球芸能を初めてご覧になるお客様にも分かりやすくご鑑賞いただきました。また、解説には同時通訳がつき、海外からのお客様が琉球芸能に触れる一助となりました。

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 イベント当日は東京でも雪がちらつく寒い日でしたが、会場内は南国の暖かな空気に包まれていました。
 東京では組踊上演300周年記念事業として、3月9日(土)の3月琉球芸能公演に引き続き、国立能楽堂でも11月企画公演として、11月28日(木)に「銘刈子・羽衣」が、11月29日(金)に「二童敵討・放下僧」がございます。この機会に琉球芸能に触れてみてはいかがでしょうか。

3月琉球芸能公演は、3月9日(土)午後1時開演

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