日本芸術文化振興会トップページ  > 国立劇場  > 【2月文楽】好評上演中、22日まで!(舞台写真あり)

国立劇場

トピックス

【2月文楽】好評上演中、22日まで!(舞台写真あり)

2月文楽公演では、少しずつ春の訪れを感じる季節に、多彩な名作を三部制でお送りしています。
舞台写真とともに、みどころをご紹介いたします。

【第一部】
『二人禿』(ににんかむろ)

桜満開の早朝の島原遊廓で、二人の禿が羽根つきや鞠つきを楽しみます。
廓での春のうららかなひと時を感じられる演目です。


『二人禿』



『御所桜堀川夜討』(ごしょざくらほりかわようち)
源義経は、妻・卿の君が平家の血筋であるために、兄の頼朝から謀反を疑われていました。疑いを晴らすためには、妻の首を差し出さなくてはなりません。
腰元・信夫を身代わりにしようとしますが、信夫の母・おわさは、顔も名前も知らない信夫の父に会わせるまでは死なす訳にはいかないと訴えます。
すると頼朝の使者としてやってきていた武蔵坊弁慶がいきなり信夫を斬りつけ、衝撃の事実が明らかに……。
誰もが知る英傑・武蔵坊弁慶の意外な過去が、時代物浄瑠璃ならではのスケールの大きさで描かれます。


『御所桜堀川夜討』「弁慶上使の段」



『艶容女舞衣』(はですがたおんなまいぎぬ)

大坂上塩町の酒屋・茜屋半七は芸人の三勝と深く馴染み、妻のお園を置いて出て行った上に、殺人の罪まで負ってしまいます。茜屋にやってきた一人の女性が置いて行った子を見て、お園はそれが半七と三勝の子だと気づき……。
半七の身を案じる残された人々の吐露が心に染み入る名作で、「今頃は半七様……」で広く知られるお園の述懐は聞きどころです。


『艶容女舞衣』「上塩町酒屋の段」


◆◆◆



【第二部】
『加賀見山旧錦絵』(かがみやまこきょうのにしきえ)

豪華絢爛な管領家の御殿を舞台に、女性たちを中心に繰り広げられる仇討ち物語です。
中老の尾上は、お家横領を狙う局・岩藤の密書を拾ってしまったために、鶴岡八幡宮で岩藤から人前で執拗に辱められます。


『加賀見山旧錦絵』「草履打の段」


翌日、尾上の召使・お初が鶴岡での出来事を腰元たちから聞いていたところに岩藤が現れ、お初をなじります。その後、お初は岩藤と弾正が御家乗っ取りを企んでいることを立ち聞きしてしまい、尾上が辱めを受けた本当の理由を知ることになります。


『加賀見山旧錦絵』「長局の段」


心配するお初をよそに、尾上は文箱を実家に届けるようにお初に命じました。
気がかりながら出かけたお初でしたが、嫌な予感がして文箱の中を見ると、そこには両親への書き置きと遺恨の草履が入っていました。それを見たお初は一目散に館に駆け戻ります。
お初が部屋に戻ると、尾上は既に亡骸となっていました。お初は早まった主人の死に仇討ちを決意します。


『加賀見山旧錦絵』「長局の段」



お初は、奥御殿の庭先でさらなる岩藤の悪事を目撃します。尾上の死を聞いてもとぼける岩藤に対し、遺恨の草履を突きつけて斬りかかります。激しい立廻りの末、お初は尾上の仇を討つのでした。


『加賀見山旧錦絵』「奥庭の段」



◆◆◆




【第三部】
『平家女護島』(へいけにょうごのしま)

『平家物語』で知られる俊寛僧都の悲劇を題材にした、近松門左衛門の傑作です。
俊寛、丹波少将成経、平判官康頼の3人は、平清盛への反逆計画を企てたために絶海の孤島・鬼界が島に流罪となりました。3年の月日が経ち、成経は漁師の娘・千鳥と恋に落ち、契りを結びます。
するとそこに都から赦免状を持った使者がやってきますが、船には三人しか乗れず、千鳥の同行は許されませんでした。


『平家女護島』「鬼界が島の段」


最愛の妻の死を知った俊寛は、思いがけない行動をとります。孤独と絶望に襲われる俊寛の悲劇を、劇場でご堪能ください。


『平家女護島』「鬼界が島の段」


『平家女護島』「鬼界が島の段」

『釣女』(つりおんな)
狂言『釣針』を原典とした、滑稽味溢れる物語です。
美しい妻を授かりたい大名が恵比寿神社に参詣すると、一本の釣竿が落ちていました。恵比寿様からの授かり物だと釣り糸を垂らすと、なんと美女を釣り上げ、仲睦まじく祝言をあげます。同じく美しい妻を授かりたい太郎冠者も釣竿を借りて釣り糸を垂らしますが……。


『釣女』

 

 2月文楽公演は22日(火)まで!
感染症対策を徹底してご来場をお待ちしております。


チケット好評販売中
国立劇場チケットセンターはこちら





 

 

  • 国立劇場歌舞伎情報サイト
  • 歌舞伎・能楽・文楽鑑賞教室のご案内
  • 舞踊を語る
  • バリアフリー情報
  • 会員募集中! 国立劇場友の会 あぜくら会
  • グループ・団体観劇のご案内
  • キャンパスメンバーズのご案内
  • 伝統芸能を「調べる」「見る」「学ぶ」文化デジタルライブラリー
  • 英語教材 Discover KABUKI
  • 伝統芸能伝承者養成 研修生募集
  • 国立劇場のマスコット くろごちゃん公式サイト
  • 観劇マナー入門 Q&A