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国立劇場

研修発表会(国立劇場小劇場)を開催しました

 令和3年3月9日(火)、研修発表会を行い、国立劇場で研修中の歌舞伎俳優研修生3名、竹本研修生1名、鳴物研修生1名、寄席囃子研修生4名が研修の成果を披露しました。

 今年3月に研修を修了した歌舞伎俳優研修生にとって、この発表会は2年間の研修の集大成でした。歌舞伎『双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)』の「八幡の里引窓(やわたのさとひきまど)の場」(「引窓」)で、実際に歌舞伎の興行で使われる衣裳とかつらをつけて、義太夫狂言(ぎだゆうきょうげん)の名作に取り組みました。日本舞踊「玉屋(たまや)」では、軽快で清々しい踊りをご覧いただき、例年、発表会の人気演目である立廻り(たちまわり)では、躍動的な動きでお客様から大きな喝采を受けました。

歌舞伎「引窓」の歌舞伎俳優研修生

歌舞伎「引窓」の歌舞伎俳優研修生

立廻りの歌舞伎俳優研修生

立廻りの歌舞伎俳優研修生

 竹本研修生は、研修1年目ながら、俳優研修生が演じる「引窓」で義太夫節を語り、「羽根の禿(かむろ)」では、若々しく伸びのある声を聴かせました。

義太夫「羽根の禿」

義太夫「羽根の禿」

歌舞伎「引窓」の義太夫

歌舞伎「引窓」の義太夫

 鳴物研修生は、長唄「鶴亀(つるかめ)」の太鼓を担当し、緊張感みなぎる、格調高く品の良い演奏を披露しました。

長唄「鶴亀」

長唄「鶴亀」

 寄席囃子研修生は、寄席では御簾の中で演奏するため姿を見せませんが、今回は発表会ということで、舞台上に並び太神楽(だいかぐら)の曲芸に合わせて演奏しました。そのほか、長唄「越後獅子(えちごじし)」、小唄「花の雲」などを披露し、幅広い研修の一端もご覧いただきました。

太神楽曲芸に合わせて演奏する寄席囃子研修生

太神楽曲芸に合わせて演奏する寄席囃子研修生

 昨年の発表会はコロナ禍の影響で残念ながら非公開での実施となりましたが、今回は客席数を制限しながらもお客様の前で披露することができ、研修生にとって大きな経験となりました。この発表会を経て研修を修了し、4月から歌舞伎俳優として新たな一歩を踏み出した3人の歌舞伎俳優研修修了者をはじめ、伝統芸能を支える研修生に、なお一層のご声援をよろしくお願い致します。

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