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【9月声明】萬福寺の梵唄 見どころ、聞きどころ


 9月7日(土)午後2時開演の9月声明公演では、黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山、萬福寺の梵唄(ぼんばい)をご覧いただきます。梵唄とは黄檗宗の声明のことで、ほとんどの梵唄は、唐音(韻)と呼ばれる明代の中国語で唱えられます。萬福寺の梵唄はリズムが明確で、速度が速いものが多く、心地よいテンポをお楽しみいただけることも特徴です。
 今回の公演では、日々のお勤めの「朝課(ちょうか)」、7月・10月に行われる最も特徴のある「施餓鬼(せがき)」、年始に行われる「大般若転読(だいはんにゃてんどく)」と、萬福寺の主な法要が一度にご覧いただけます。公演に先立ち、萬福寺の梵唄の魅力の一部をご案内します。


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●朝課
 「朝課」は、朝を知らせる巡照板を打つ音から始まります。音を合図に起床した僧侶は、一日の始まりの経文を唱えます。
 黄檗宗では、巡照板をはじめ、鳴り物を多く使用することも特徴の一つです。どのような楽器が舞台で使用されているかぜひお確かめください。




●施餓鬼
 「施餓鬼」は、“施餓鬼壇”と呼ばれるこの法要のための特別な台の上で行われます。そこでは、導師が宝冠を被り、複数の印を結んだり、鈴や金剛杵(こんごうしょ)を振るなど密教的な色合いが強い様々な所作を行います。また、散華ではなく、饅頭を撒くところも独特です。どうぞお見逃しなく。





●大般若転読
 「大般若転読」は、玄奘三蔵(三蔵法師)が伝えた全600巻からなる大般若経を転読する法要です。蛇腹状の経典を流して読む姿は、ダイナミックで美しく、見ごたえがあります。萬福寺においては、施餓鬼と並ぶ大法要です。



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 このように、本公演では他宗派の声明とは異なる、黄檗独自の音楽世界をご紹介します。
 また、当日はロビーにおいて、京都・宇治市にちなんだ物産展を開催しますので、ぜひお立ち寄りください。
 見どころ、聞きどころ満載の声明公演をどうぞお楽しみに!

 

 

 

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