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国立劇場

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国立劇場花ごよみ 第5回

国立劇場の前庭には四季折々を彩る花が咲き、ご観劇に来られるお客様に親しまれています。

立春を過ぎ、春の気配を感じられる今日このごろ。前庭の小劇場前に咲く梅は、膨らんだつぼみが次々とほころんでいます。そのなかの、小田紅(おだべに)と貴山白(きざんはく)は、国立劇場開場30周年記念公演「菅原伝授手習鑑」(平成8年9月)を上演する折に、梅と縁の深い菅原道真にちなみ、太宰府天満宮より寄贈されたもの。人形浄瑠璃文楽の出演者らによって植樹されました。

小田紅
貴山白

その隣では紅千鳥(べにちどり)も可憐な花をつけています。この梅は旗弁(きべん)と呼ばれる、規則的に並ぶ花びらとは別に、旗を立てたような花びらを付けることがあります。(画像中→が旗弁)

紅千鳥
旗弁

数多咲く花の中でも旗弁を付ける花はわずかです。ご観劇の折に、ぜひ前庭に足をのばして旗弁のある花を探してみてください。

ただ今国立劇場では、小田紅と貴山白が植樹された当時と同じ演目「菅原伝授手習鑑」を、2月文楽公演の第一部で上演しております。時代を経ても変わらぬ梅の香りとともに、技芸の粋をお楽しみ下さい。

2月文楽公演の詳細は、下記特設サイトよりご覧ください。

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