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国立演芸場

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寄席で甘酒(ノンアルコール)を楽しみ、8月の酷暑を乗り切ろう!


■連日の暑さの中ご来場下さったお客様に、少しでも涼を感じて夏を乗り切っていただこうと、国立演芸場では、金沢の老舗酒蔵・福光屋のご提供により、「甘酒(ノンアルコール)」を無料でお配りする日を設けました。
  上席は8月9日(木)、中席は8月17日(金)昼・夜公演に実施します。

■甘酒は「暑いときにふうふうやりながら熱い甘酒を飲むと暑さを忘れさせる」と言い伝えられ、夏の季語となっています。
  ルーツは、日本書紀に記されている「天甜酒(あまのたむざけ)」であると言われています。この酒は祭礼のために造られたもので、アルコール分が少なく、甘酸っぱくてドロッとしたものでした。平安時代になると貴族の飲み物となり、室町時代になると一般にも売られ、造り方も進化し、アルコールを含まない「甘酒」となりました。さらに、江戸時代には甘酒売りが登場するほど人気の飲み物になり、以来、庶民の手作り飲み物としても広く親しまれてきています。

■甘酒には、大きく分けて「米麹」を原料とするものと、「酒粕」を原料とするものの2種類があります。このうち「米麹」から作られるものは、炊いたご飯に米麹を混ぜて10~12時間ほど保温して米のデンプンを糖化し、発酵させたアルコールを含まない甘い飲み物で、「酒」には当てはまりません。

 「飲む点滴」と言われる甘酒は、ブドウ糖や天然型吸収ビタミン群、アミノ酸など多くの栄養成分を含み、暑気払いや滋養強壮にうってつけの飲み物と言えるでしょう。

■国立演芸場では、毎年正月2日の「新春国立名人会」初日開演前に、樽酒をふるまうのが恒例となっています。鏡披きは、金沢で最も長い歴史を持つ酒蔵、寛永二年(1625年)創業・福光屋の銘酒「加賀鳶」。その福光屋さんに特別のご厚意によるご提供をいただき、この夏は純米・本格製法の甘酒を味わっていただけることになりました。
  ご入場の際に、福光屋「シルキー糀甘酒」をお配りいたしますので、ご来場で熱くなったお身体に、甘さひかえめの甘酒をお楽しみください。ノンアルコールで添加物不使用ですので、お子様も安心してお飲みいただけます。

       福光屋提供「シルキー糀甘酒」

  8月の国立演芸場は、上席はトリを古今亭志ん輔、仲入りを柳亭小燕枝がつとめます。中席は7月2日に旅立たれた桂歌丸師の追悼公演として桂米助・三遊亭小遊三・桂歌春・春風亭昇太が日替わりでトリをつとめます。
  8月の国立演芸場上席・中席公演にぜひご来場下さい。
(公演情報:上席:https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/engei/2018/1682.html?lan=j   中席:https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/engei/2018/1683.html?lan=j) 



    歌舞伎では「助六」で白酒売りが登場しますが……  

  歌舞伎十八番の1つ「助六由縁江戸桜」(通称「助六」)の中で、曽我五郎扮する主人公助六に喧嘩の稽古をつけてもらい観客の大笑いを誘う白酒売り(実は五郎の兄曽我十郎)が登場します。「白酒」はみりんなどに蒸したもち米や米麹を入れて数ヶ月熟成させ、出来たもろみを細かくすりつぶして作ったものです。アルコール度数がかなり高く、桃の節句に子どもが飲むには適さないため、代わりに似ている甘酒が楽しまれるようになりました。


   「助六由縁江戸桜」左から白酒うり、助六、意休、白玉、揚巻

 

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