日本芸術文化振興会トップページ > 国立文楽劇場 > 平成30年初春文楽公演開幕!鏡開きで新年を寿ぎました!!
戌年の平成30年。国立文楽劇場では本日1月3日(水)、初春文楽公演の初日を迎え、鏡開きを第1部開場前に劇場正面にて行い、新たな年と公演の開幕を寿ぎました。
満員御礼で迎えた初日 |
多くのお客様が続々と |
国立文楽劇場担当理事水野英二、公益財団法人文楽協会の三田進一常務理事による年頭の挨拶に続いて、初春公演で襲名披露を行う六代目竹本織太夫と、本年4月に五代目吉田玉助を襲名する吉田幸助が決意を語りました。そして、千日前通りを挟んですぐの黒門市場より、正月の縁起物とされる「にらみ鯛」にちなみ、立派な二尾の鯛が届けられました。この鯛は、毎年、黒門市場商店街振興組合様と南水産物組合様よりご寄贈いただいているものです。
竹本織太夫よりご挨拶 |
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立派な「にらみ鯛」を頂戴しました |
そして皆さんお待ちかねの鏡開きが、文楽協会三田進一常務理事、初春文楽公演第1部『花競四季寿』に出演する吉田玉勢(太夫)・桐竹紋臣(才蔵)、竹本織太夫、吉田幸助、国立文楽劇場担当理事水野英二により行われ、お客様への樽酒の振舞いとなりました。
鏡開き |
左より吉田幸助、桐竹紋臣(才蔵)、 吉田玉勢(太夫)、竹本織太夫 |
初日から7日(日)まで、第1部と第2部それぞれの休憩時間中、出演者による新年ご挨拶とまき手ぬぐいがあります。今年の手ぬぐいは干支をモチーフとした本公演オリジナルのものです。
また、10日(水)の第2部開演前には、「十日戎」にちなんで、今宮戎神社の福娘から劇場への福笹授与式もあります。
初芝居はぜひ国立文楽劇場で!(初春文楽公演は1月25日(木)まで[15日(月)は休演])