日本芸術文化振興会トップページ > 国立文楽劇場 > 2023年度 > 【文楽プレミアムシアター】第九回「生写朝顔話」のご案内
文楽公演の記録映像の中から、選りすぐりの作品をオンラインで配信している「文楽プレミアムシアター」。令和5年6月の配信は「生写朝顔話」(昭和58年9月)です。
販売期間は3週間、レンタルされた日から2週間ご視聴いただけます。また、視聴者特典として床本のプレゼントも!
全編をゆっくり鑑賞したり、好きな場面を繰り返し繰り返し味わったりと、お好きな楽しみ方でご覧ください。
販売期間 | 令和5年6月1日(木) 午前11時 ~ 6月21日(水) 午後11時59分 ※視聴期間は、販売期間に関わらずレンタル後2週間 |
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演目 | 「生写朝顔話」笑い薬の段・宿屋 の段・大井川の段 (昭和58年9月 国立劇場) カラー・約125分 |
配役 |
笑い薬の段 〈人形役割〉 |
視聴料金 | 3,000円(税込) |
販売サイト | 「ミレール」 ≪https://mirail.video/publisher-title/493≫(外部サイト) |
あらすじ | 西に向かう大内家の家臣駒沢次郎左衛門と岩代多喜太は嶋田の宿に泊まっています。御家乗っ取りを企む一味の岩代は萩の祐仙に頼み、主君に異見した駒沢にしびれ薬を飲ませ暗殺を謀っています。宿屋の主人徳右衛門は悪事を知り、しびれ薬を笑い薬に入れ替えます。毒見を申し出た祐仙は笑いが止まらなくなってしまいます。 自室に入ると駒沢は「朝顔の歌」に気付きます。話を聞くと、朝顔と呼ばれる盲目の女芸人が歌っているとのこと。身の上話を聞いた駒沢は朝顔が恋人の深雪であることを悟ります。実は駒沢は伯父の家を継いで改名した阿曽次郎なのでした。しかし敵方の岩代の手前駒沢は名乗ることもできません。深雪は恋人がすぐそばにいることも知らず宿を去ります。駒沢は朝顔に渡すようにと扇と目薬と金を徳右衛門に預け出発します。先ほどの男が阿曽次郎と知った朝顔は雨の中急いで後を追います。 大井川にたどり着いた深雪でしたが、駒沢一行は既に川向うに渡った後でした。不運を嘆き川に身を投げようとした深雪を徳右衛門が止めます。過去に深雪の父に命を救われた徳右衛門は、自分の生き血と目薬を深雪に飲ませます。すると、深雪の瞳には光が戻るのでした。 |
昭和・平成を彩った名舞台を、心ゆくまでご堪能ください!