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国立文楽劇場

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【文楽プレミアムシアター】 第五回「平家女護島」

 文楽公演の記録映像の中から、選りすぐりの作品をオンラインで配信している「文楽プレミアムシアター」。パワーアップし、引き続き往年の名舞台を配信いたします。配信は6月、10月、12月、3月に行います。次回6月の配信は「平家女護島」です。
 視聴チケット購入期間は3週間、ご購入日から2週間ご視聴いただけます。全編をゆっくり鑑賞したり、好きな場面を繰り返し繰り返し味わったりと、お好きな楽しみ方でご覧ください。

チケット販売 令和4年6月1日(水) 午前11時 ~ 6月21日(火) 午後11時59分
演目 「平家女護島」鬼界が島の段 (昭和61年10月 国立文楽劇場)  カラー・約70分
配役 鬼界が島の段
  切     竹本住太夫(七代)
            野澤錦糸(四代)

〈人形役割〉
 俊寛僧都:吉田玉男(初代)
 平判官康頼:桐竹勘寿
 丹波少将成経:吉田玉松(三代)
 蜑千鳥:吉田文雀
 瀬尾太郎兼康:吉田作十郎
 丹左衛門基康:吉田文昇(二代)              他
視聴チケット料金 2,500円(税込)
販売サイト 「ミレール」
https://mirail.video/publisher-title/493≫(外部サイト)
あらすじ  平家を滅ぼそうと企てた鹿ケ谷の陰謀が発覚し、俊寛僧都(しゅんかんそうず)、平判官康頼(へいはんがんやすより)、丹波少将成経(たんばのしょうしょうなりつね)の三人は流罪になりました。
 鬼界ヶ島に流されてから三年の月日が経ち、成経は漁師の娘の千鳥(ちどり)と恋に落ち夫婦の約束を交わしています。俊寛と康頼が若い二人を祝っていると、そこへ都からの赦免船が島に到着します。平清盛(たいらのきよもり)の娘である中宮の御産祈祷のため、大赦が行われることになったのでした。
 帰京を喜ぶ三人。しかし、使者の瀬尾太郎兼康(せのおのたろうかねやす)が読み上げた赦免状には俊寛の名前はありません。ただ一人島に残されることを知って驚き嘆く俊寛でしたが、もう一人の使者丹左衛門基康(たんさえもんもとやす)が一通の書状を取り出します。書状には、平重盛(たいらのしげもり)と能登守教経(のとのかみのりつね)の計らいにより、俊寛も備前国まで召還されることになったとありました。
 俊寛は嬉し涙を流して喜び、康頼、成経、千鳥とともに船に乗ろうとします。ところが、瀬尾が千鳥の乗船を遮り、通行手形に書かれている人数は三人なので、千鳥を連れて行くことはできないと言い放ちます。さらには俊寛の妻あずまやが清盛に逆らって非業の死を遂げたことを告げ、三人を無理やり船に押し込みます。
 一人残された千鳥は悲しみ死のうとしますが、それを止めたのは船から駆け下りてきた俊寛でした。最愛の妻の死を知った俊寛は、もはや都へ帰ってもしかたないと、自分の代わりに千鳥を船に乗せるよう懇願します。しかし、その願いも無下に断られ、もはやこれまでと隙を見て瀬尾の刀を奪い斬りつけます。そして、使者の瀬尾を殺した科により自分は島に残るので、その代わりに千鳥を連れて行くよう丹左衛門に頼むのでした。
 別れを惜しむ三人を乗せた船が島から遠ざかっていきます。一度は現世への未練を思い切った俊寛でしたが、やはり気持ちを抑えきれず岩によじ登ると、遠ざかる船に向かって叫びかけます。海原の彼方へと船影が消えても、ただ一人いつまでも立ち尽くすのでした。



 昭和・平成を彩った名舞台を、心ゆくまでご堪能ください!

 

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