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国立文楽劇場

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【文楽プレミアムシアター】第六回「桂川連理柵」

 文楽公演の記録映像の中から、選りすぐりの作品をオンラインで配信している「文楽プレミアムシアター」。10月の配信は「桂川連理柵」(昭和51年3月)です。
 販売期間は3週間、レンタルされた日から2週間ご視聴いただけます。また、視聴者特典として床本のプレゼントも!
 全編をゆっくり鑑賞したり、好きな場面を繰り返し繰り返し味わったりと、お好きな楽しみ方でご覧ください。

販売期間 令和4年10月1日(土) 午前11時 ~ 10月21日(金) 午後11時59分 ※視聴期間は、販売期間に関わらずレンタル後2週間
演目 「桂川連理柵」六角堂の段・帯屋の段 (昭和51年3月 国立劇場) モノクロ・約85分
配役 六角堂の段
  切     竹本伊達路太夫〔伊達太夫(五代)〕
            鶴澤清治

帯屋の段
  切     竹本越路太夫(四代)
            竹澤弥七(十代)

〈人形役割〉
 帯屋女房お絹:吉田文雀
 弟儀兵衛:吉田玉男(初代)
 丁稚長吉:吉田簑助(三代)
 母おとせ:吉田玉松(三代)
 舅繁斎:吉田作十郎
 帯屋長右衛門:豊松清十郎(四代)
 娘お半:桐竹一暢
視聴チケット料金 2,500円(税込)
販売サイト 「ミレール」
https://mirail.video/publisher-title/493≫(外部サイト)
あらすじ (これまでのおはなし)
 京都の商家の主人帯屋長右衛門は遠州からの戻り道、伊勢参りから帰る隣家の信濃屋の娘お半一行に行き合います。石部の宿屋に泊まったその夜、長右衛門の部屋にお半が逃げ込んできます。事情を聞くと丁稚の長吉が言い寄ってきて困ると言うのです。長右衛門は仕方なく彼女を自分の部屋に泊めることにしました。しかし、この様子を見た長吉は嫉妬にかられ、長右衛門が遠州の大名から預かった脇差を自分のものとすり替えてしまいます。

(六角堂の段)
 長右衛門の妻お絹は、家庭円満を願って六角堂にお百度参りをしています。そこに長右衛門の義弟の儀兵衛がやってきました。義兄を追い出し帯屋とお絹を手に入れる算段の儀兵衛は、長右衛門とお半の仲を言い立て、お半が長右衛門に宛てた手紙を見せます。手紙をだしにお絹に言い寄る儀兵衛。お絹は話に乗ったフリをしてあしらい、儀兵衛を追い払います。
 お絹が思案しているとそこに長吉が通りがかります。長吉から石部の宿屋での出来事を聞き出したお絹は、お半と夫婦になりたければ「お半は自分の女房だ」と言い張るよう言い含めます。

(帯屋の段)
 帯屋では、隠居繁斎の後妻おとせが、朝出かけたきりまだ戻らない長右衛門のことをなじっています。聞きかねた繁斎がお絹を連れて部屋を出ていくと、飛脚屋に行っていた儀兵衛が戻ってきます。儀兵衛は、すでに届いているはずの為替の百両は長右衛門がくすねたに違いないと話します。それを聞いたおとせは、戸棚から盗んだ五十両のことも長右衛門になすりつけようと企みます。そこに長右衛門が帰ってきました。二人が百両のことを言い立てていると、その声を聞きつけた繁斎とお絹も戻ってきます。戸棚の金を見せるように言われた長右衛門が戸棚をあけると、そこに五十両はありません。図に乗った儀兵衛は、お半との仲も槍玉にあげ、『長様参る』と書かれたお半の手紙を読み上げます。それを聞いていたお絹は、手紙の宛名の『長様』は丁稚の長吉のことだと指摘します。その言葉を信じられない儀兵衛は長吉を呼び出し問い質しますが、長吉はかねてお絹に言われた通り「お半は自分の女房だ」と言い張るのでした。
 お半のことは収まりましたが、収まらないのは金のこと。百両には覚えがあるが、五十両については知らないと言う長右衛門を、おとせと儀兵衛は箒で打擲します。堪り兼ねた繁斎は、家の金は全て主人である長右衛門のものだと二人を叱責します。繁斎の言葉に二人はしぶしぶ引き上げます。後に残った繁斎は、早まったことをしないよう長右衛門に意見します。耐えに耐えたお絹もついに夫への想いを打ち明けます。妻の心を知った長右衛門は、お絹に百両を使った事情を話し、苦労を掛けることを詫びます。
 しかし、長右衛門にはまだ明かせない難題が二つありました。一つは石部での一件でお半が身重となったこと、もう一つは預かりの脇差を紛失したことです。死を覚悟し密かに涙する長右衛門のもとに、お半が忍んでやってきます。長右衛門のことを思い切るつもりだと話します。人目を気にする長右衛門は早く帰るようにと言いますが、帯屋を出ていくお半の様子が気にかかります。門口に出るとそこには一通の書置きが残されていました。お半は桂川に身を投げるつもりで最期に一目長右衛門に会いに来たのです。それを知った長右衛門はお半の後を追いかけていくのでした。


 昭和・平成を彩った名舞台を、心ゆくまでご堪能ください!

 

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