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国立文楽劇場

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【文楽プレミアムシアター】 第一回「ひらかな盛衰記」

 国立文楽劇場の公演記録映像の中から、選りすぐりの作品をオンラインで有料配信いたします。
 PCをはじめ、スマートフォンやタブレットでもご視聴いただけますので、ご自宅やお気に入りの場所が、あなただけの劇場に早変わり!

 第一回目は、昭和63年11月文楽公演「ひらかな盛衰記」から「神崎揚屋の段」を中心に配信いたします。視聴期間中は何度でも視聴可能ですので、全編をゆっくりご鑑賞いただけるのはもちろん、好きな場面を繰り返し味わう楽しみ方もございます。
 配信は1日から7日までと15日から21日までの2回行いますので、ご予定に合わせてお好きな時にご視聴ください。

初回配信 配信期間 令和3年6月1日(火) 午前11時 ~ 6月7日(月) 午後11時59分
 (視聴チケット販売期間 令和3年6月1日(火) 午前11時 ~ 6月6日(日) 午後11時59分)
再配信 配信期間 令和3年6月15日(火) 午前11時 ~ 6月21日(月) 午後11時59分
 (視聴チケット販売期間 令和3年6月15日(火) 午前11時 ~ 6月20日(日) 午後11時59分)
※初回配信の視聴チケットではご覧いただくことはできません。再配信用のチケットをご購入下さい。
※配信内容は初回のものと同じです。
演目 「ひらかな盛衰記」  辻法印の段、神崎揚屋の段、奥座敷の段
(昭和63年11月 国立文楽劇場)  約120分
配役 辻法印の段
          竹本伊達太夫(五代)
          鶴澤清介
   ツレ  鶴澤清二郎(現 二代藤蔵)
神崎揚屋の段
     切  竹本越路太夫(四代)
          鶴澤清治
   ツレ  鶴澤八介
奥座敷の段
          豊竹小松太夫(二代)
          鶴澤清友(二代)

〈人形役割〉
 腰元お筆:吉田文雀
 法印女房:桐竹一暢
 辻法印:吉田玉松(三代)
 梶原源太景季:吉田文昇(二代)
 揚屋亭主:吉田玉五郎(五代)
 傾城梅ヶ枝:吉田簑助(三代)
 仲居:吉田玉英
 母延寿:桐竹紋壽
 質屋の男:吉田玉志                  他
視聴チケット料金 3,000円(税込)
販売サイト イープラス「Streaming+(ストリーミングプラス)」
https://eplus.jp/bunraku-st/≫(外部サイト)
※視聴チケットの販売期間は、各配信終了の1日前までです。ご注意ください。
あらすじ (辻法印の段)
 源頼朝の重臣梶原平三景時の嫡子である源太景季は、宇治川の戦いで佐々木高綱と先陣を争い敗けたことから勘当されてしまいました。浪人となった景季は辻法印の家に匿われ、景季の恋人の千鳥が神崎で遊女奉公をして景季を支えています。
 その辻法印の家に、千鳥の姉のお筆が偶然やってきました。妹を探すお筆は法印に行方を占ってもらいますが、法印は適当なことを答えるばかりです。
 お筆と入れ替わりにみすぼらしい身なりの景季が戻ってきます。平家討伐のため、義経が戦の準備をしていると知った景季は、高名を上げて勘当を許してもらい武士に戻る好機だと喜びます。しかし、紙子姿では鎧を預けている千鳥の元に行くこともできません。景季は一策を案じ、嫌がる法印を無理やり弁慶に仕立てあげると、義経のためと称して付近の百姓から兵糧米を徴収するのでした。

(神崎揚屋の段)
 遊女となった千鳥は、梅ヶ枝と名乗り全盛を誇っています。関東の大名客に招かれ揚屋に来た梅ヶ枝の元に、お筆が訪ねてきます。お筆は梅ヶ枝に父の死を伝え、二人で敵を討つことを約束して旅宿へと帰ります。
 梅ヶ枝が思案するところに、景季がやってきました。預けた鎧を返してほしいと言う景季に梅ヶ枝は戸惑います。預かった鎧は景季が梅ヶ枝を揚屋に呼ぶための代金三百両の質に取られてしまっていたのです。その鎧がなければ戦場には出られず、武士に戻ることも叶いません。もはやこれまでと切腹しようとする景季に、梅ヶ枝は自分が三百両を工面するとなだめます。しかし、そんな大金をすぐに整えることはできません。一人になり、金がなければ恋人が死ぬことになると思い悩んだ梅ヶ枝は、手水鉢を無限の鐘(撞くと現世では大金持ちになるが、来世は地獄に落ちるといわれる伝説の鐘)になぞらえて打とうとします。その時、二階座敷から三百両が投げ出されました。突然のことに驚きつつも、梅ヶ枝は金をかき集め鎧を請け出しに行きます。

(奥座敷の段)
 鎧が無事に戻り勇む景季に、梅ヶ枝は父の敵討ちのことを伝えます。そこに現れたお筆は、景季の父景時こそ父の敵であるので景季とは別れるよう梅ヶ枝に告げます。父と恋人との間で葛藤する梅ヶ枝、出陣の時刻に気が焦る景季、敵の子である景季に詰め寄るお筆……。そこに白羽の矢が姉妹めがけて飛んできます。しかし、矢には鏃が付けられていませんでした。二人が驚いていると、一間の障子が開き、景季の母延寿が現れます。梅ヶ枝に三百両を投げ与えたのは延寿だったのです。延寿は、梅ヶ枝の景季に対する心尽くしに感謝し、夫を狙う姉妹を射る矢に鏃を付けなかったのは、梅ヶ枝への恩返しだと話します。そして、夫と子の身替りにと自害の覚悟を見せます。延寿の深い思いやりと言葉を尽くした説得に、お筆は敵討ちを思いとどまります。やがて鎧兜を身に着けた景季は、梅の一枝を箙に挿し、凛々しく出陣してゆくのでした。

 昭和・平成を彩った名舞台を、心ゆくまでご堪能ください!

 

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