伝統芸能伝承者養成事業について

伝統芸能伝承者養成事業について

伝統芸能は、無形の技であり、人から人へと伝承されるものです。日本芸術文化振興会では、国立劇場設立当初から、伝統芸能を長期的な視点に立って保存振興し、伝承者を安定的に確保するため、伝統芸能伝承者の養成事業に取り組んでいます。

事業の沿革

昭和41年(1966)
国立劇場開場(東京都千代田区隼町)
昭和45年(1970)
歌舞伎俳優研修開始
昭和47年(1972)
文楽研修開始
昭和50年(1975)
歌舞伎音楽(竹本)研修開始
昭和54年(1979)
国立演芸資料館(国立演芸場)開場(東京都千代田区隼町)
昭和55年(1980)
大衆芸能(寄席囃子)研修開始
昭和56年(1981)
歌舞伎音楽(鳴物)研修開始
昭和58年(1983)
国立能楽堂開場(東京都渋谷区千駄ヶ谷)
昭和59年(1984)
国立文楽劇場開場(大阪府大阪市中央区日本橋)
昭和59年(1984)
文楽研修の事業を国立文楽劇場に移管
昭和59年(1984)
能楽研修開始
平成7年(1995)
大衆芸能(太神楽)研修開始
平成11年(1999)
歌舞伎音楽(長唄)研修開始
平成16年(2004)
国立劇場おきなわ開場(沖縄県浦添市勢理客)
平成17年(2005)
組踊研修開始

現況 (就業者に占める研修修了者の割合) 令和2年4月1日現在

歌舞伎俳優
(第23期まで修了 現在24期生及び第25期生が研修中)

区分 竹本演奏者
就業者の総数 33人
太夫 17人
三味線 16人
研修修了者数 29人
太夫 16人
三味線 13人
研修修了者の占める割合 87.9%
太夫 94.1%
三味線 81.3%

歌舞伎音楽(鳴物)
(第16期まで修了 現在第17期生が研修中)

区分 鳴物演奏者
就業者の総数 40人
田中傳左衛門社中 23人
尾上菊五郎劇団音楽部 17人
研修修了者数 15人
田中傳左衛門社中 10人
尾上菊五郎劇団音楽部 5人
研修修了者の占める割合 37.5%
田中傳左衛門社中 43.5%
尾上菊五郎劇団音楽部 29.4%

歌舞伎音楽(長唄)
(第7期まで修了 現在第8期生が研修中)

区分 長唄演奏者
就業者の総数 45人
鳥羽屋三右衛門社中 24人
尾上菊五郎劇団音楽部 21人
研修修了者数 10人
鳥羽屋三右衛門社中 5人
尾上菊五郎劇団音楽部 5人
研修修了者の占める割合 22.2%
鳥羽屋三右衛門社中 20.8%
尾上菊五郎劇団音楽部 23.8%

大衆芸能(寄席囃子)
(第15期まで修了 現在第16期生が研修中)

区分 寄席囃子演奏者
就業者の総数 26人
落語協会 15人
落語芸術協会 11人
研修修了者数 24人
落語協会 14人
落語芸術協会 10人
研修修了者の占める割合 92.3%
落語協会 93.3%
落語芸術協会 90.9%

大衆芸能(太神楽)
(第7期まで修了)

区分 太神楽演技者
就業者の総数 22人
研修修了者数 10人
研修修了者の占める割合 45.5%

能楽(三役)
(第9期まで修了 現在第10期生が専門研修課程、第11期生が基礎研修課程を研修中)

区分 三役(能楽協会会員)
就業者の総数 381人
ワキ 50人
56人
小鼓 57人
大鼓 42人
太鼓 33人
狂言 143人
研修修了者数 29人
ワキ 6人
5人
小鼓 5人
大鼓 1人
太鼓 5人
狂言 7人
研修修了者の占める割合 7.6%
ワキ 12.0%
8.9%
小鼓 8.8%
大鼓 2.4%
太鼓 15.2%
狂言 4.9%

文楽
(第28期まで修了 現在第29期生が研修中)

区分 文楽技芸員
就業者の総数 84人
太夫 20人
三味線 21人
人形 43人
研修修了者数 46人
太夫 10人
三味線 12人
人形 24人
研修修了者の占める割合 54.8%
太夫 50.0%
三味線 57.1%
人形 55.8%

組踊
(第5期まで修了 現在第6期生が研修中)

区分 組踊演者
就業者の総数 264人
立方 65人
地方
歌三線
113人
46人
14人
胡弓
14人
太鼓
12人
研修修了者数 47人
立方 22人
地方
歌三線
20人
2人
2人
胡弓
0人
太鼓
1人
研修修了者の占める割合 17.8%
立方 33.8%
地方
歌三線
17.7%
4.3%
14.3%
胡弓
0.0%
太鼓
8.3%

養成事業