日本芸術文化振興会

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足立区と連携協力協定を締結いたしました!

独立行政法人日本芸術文化振興会(以下、「振興会」)は、足立区と連携協力協定を締結いたしました。

国立劇場再整備期間中の主催公演の一部を足立区文化芸術劇場(以下、「シアター1010」)を利用し実施することで、足立区民等が伝統芸能に触れる機会を創出し、区民等への伝統芸能の普及等に寄与することを目的としています。

当協定に基づき、国立劇場再整備期間中の文楽公演の一部をシアター1010において、実施します。

国立劇場大劇場ロビーで行った締結式では、まず足立区の近藤区長が「区内の劇場で文楽の公演が開催されることにより、物理的な距離が縮まり、今まで見たことがないという大勢の方々に実際の舞台に触れていただく機会ができ、これからの足立区の文化芸術の振興にとって非常に心強いことです。区でも全力を挙げて文楽をPRする機会を設けるとともに、この機会をきっかけとしてさらに日本の文化芸術を広く地域に浸透させる工夫もしていきたい。」と本協定の意義を述べました。

また、振興会の河村理事長は、「足立区で公演を行うにあたり、より多くの区民の皆様に劇場にお越しいただき、舞台を楽しんでいただくため、区民の皆様への鑑賞・体験機会の充実を図ります。足立区と連携し、区民の皆様をはじめとする、多くの方々に文楽などの伝統芸能に親しんでいただけるよう、工夫をしていきたいと考えております。お力もお借りしながら、我が国の伝統芸能の振興普及に資することができますよう、力を尽くしていきたい。」と述べました。

区長・理事長は挨拶の後、それぞれ署名した協定書を披露し記念撮影を行いました。

また、当締結を記念して文楽技芸員の桐竹勘十郎さんからも挨拶をいただき、文楽人形も登場し、華やかな式になりました。