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国立能楽堂

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【千駄ヶ谷だより】小笠原由祠さんからコメントをいただきました![5月19日(金)定例公演]

   5月19日(金)定例公演で上演の狂言「杭か人か」にシテ(主役)でご出演の小笠原由祠さん(おがさわら・ただしさん/狂言方和泉流)より、「杭か人か」の見どころについてのコメントをいただきました。

 国立能楽堂5月主催公演は、国立劇場チケットセンター他にて4月10日(月)より発売開始です。
 [チケットセンターはこちらから

 

小笠原由祠さんからのコメント



小笠原由祠

 狂言「杭か人か」は、和泉流だけに伝わる曲で、大人数が出演する能とは対照的に登場人物はたった二人です。しかも、シテ(主役)がほとんど一人で演じ、落語風のとぼけた味も必要で、劇中には難易度の高い、能「三井寺」の謡もある大変珍しい狂言です。
 能舞台の特徴を生かし、様々な描写を観客の想像をかき立てながら表現していきますので、楽しんで御覧下さい。

小笠原さんは、日本の伝統芸能を世界に伝えるため、パリを海外拠点として、公演や講座、ワークショップなどを開催しています。
活動については、こちらのホームページをご覧ください。
狂言師 小笠原 由祠 公式サイト ~日本の伝統芸能「狂言」の普及に努めます~ (atelier-oga.com)

 

   ◇ ◇ ◇ 

 同時上演は能「東岸居士」です。京の清水寺で、参詣の人々に説法の傍ら舞を見せて橋普請の勧進をする東岸居士。中世の説経者による勧進の様子を生き生きと描きます。
 どうぞこの機会をお見逃しなく!

国立能楽堂5月19日(金)定例公演 午後5時30分開演


狂言・和泉流「杭か人か」 シテ=小笠原由祠
能・喜多流「東岸居士」 シテ=中村邦生

公演の詳細はこちら



◆国立能楽堂では、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大予防の取り組みを講じたうえで、皆様のご来場をお待ちしております。 (ご来場のお客様へのお願い)