国立能楽堂

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【千駄ヶ谷だより】澤田瞳子さんご寄稿『月刊国立能楽堂1月号』

 『月刊国立能楽堂令和3年1月号』(税込590円)では、随筆「能楽という扉」と題して、作家の澤田瞳子さんにご寄稿をいただきました。
 澤田さんからは「文化とは本来、生きる視野を広げてくれる存在ですが、ことに能楽から与えられるものは奥深いと考えます。少しでも多くの方にその喜びを知っていただきたくて書きました。よろしくお願いします。」とコメントをいただいています。
 是非、国立能楽堂入場券売場他にて販売中の本誌をご覧ください。



澤田瞳子(さわだ・とうこ)

 1977年、京都府生まれ。同志社大学文学部卒業、同大学院博士前期課程修了。奈良仏教史を専門に研究したのち、2010年に長編作品『孤鷹の天』でデビューし、同作で中山義秀文学賞を、2013年『満つる月の如し 仏師・定朝』で新田次郎文学賞を、2016年『若冲』で親鸞賞を、2020年『駆け入りの寺』で舟橋聖一文学賞をそれぞれ受賞。他の著書に『日輪の賦』『泣くな道真 大宰府の詩』『与楽の飯東大寺造物所炊屋私記』『腐れ梅』『火定』『龍華記』『落花』『月人壮士』『名残の花』『能楽ものがたり 稚児桜』「京都鷹ヶ峰御薬園日録」シリーズがあり、いま最も勢いのある若手作家である。


 澤田さんは第163回直木賞候補となった『能楽ものがたり 稚児桜』(淡交社)の他、江戸から明治へと移り変わる時代の、能楽師の様子が描かれる、『名残の花』(新潮社)を執筆なさっています。





『名残の花』あらすじ
 天保の改革ののち、長年讃岐に幽閉されていた妖怪・鳥居胖庵(耀蔵)が戻ってきた江戸は、「東京」へと変貌していた。西洋化に浮かれる人々の軽薄な様子に憤然とする胖庵は、市中で困窮にあえぐ見習い能役者と知り合う。能楽もまた徳川の庇護を失い、居場所をなくしていたのだ。立場も年齢も違う二人が心を通わせる中で遭遇する市井の悲喜劇。激動の世を生き抜く者の意地を描く本格派時代小説。

 また澤田さんは『観世令和3年1・2月号』にて巻頭随筆「人生の選択肢」を執筆なさっています。
 こちらも是非、ご覧ください。
 ▶『観世』最新号(外部のサイトへ移動します)



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