国立能楽堂

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【千駄ヶ谷だより】黒柳徹子氏ご寄稿『月刊国立能楽堂9月号』


  
(左)黒柳徹子氏 (右)『月刊国立能楽堂9月号』表紙

 

 『月刊国立能楽堂9月号』では特集「手話狂言は舞台に咲く笑いの華」と題して、9月5日(土)手話狂言のおはなしにご登壇の黒柳徹子氏(女優・社会福祉法人トット基金理事長)にご寄稿をいただきました。
 アメリカろう者劇団(National Theatre of the Deaf : NTD)の舞台を見て感動し、狂言方和泉流の三宅右近氏や日本ろう者劇団とともに、手話狂言を生み出したご苦労が綴られています。


(本誌より抜粋)
 一九八三年に、イタリアのパレルモで「第九回世界ろう者会議・演劇祭典」が開かれるので、日本からも何か出さないか、と全日本ろうあ連盟の方からお話があったとき、「狂言がいい!」と思いました。狂言は声を出すのがなにしろ大変なのですが、手話でやるなら声の訓練はしなくても大丈夫!と閃いたのです。狂言は大好きで、よく見ていました。親しかった三宅右近さんに相談したところ、右近さんは「面白いものができるかもしれない。」と引き受けて下さって、それから、厳しいお稽古が始まりました。お作法から始まり、面の付け方まで、右近さんはろう者だからといって特別扱いはなさいませんでした。ろう者の俳優たちも、古い手話の表現を調べたり、先輩に話を聞いたりして工夫を重ね、狂言にふさわしい手話の台詞を作りました。こうして、手話狂言が誕生したのです。


 『月刊国立能楽堂9月号』は9月2日(水)より国立能楽堂入場券売場他にて発売予定です。

 是非、お楽しみに。

◆『月刊国立能楽堂』は通信販売も承っております。
 詳細は国立能楽堂営業課(03-3423-1331)までお問い合わせください。


◆社会福祉法人トット基金のホームページはこちら(クリックすると外部のサイトへ移動します)。
◇9月5日(土)手話狂言の詳細はこちら
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