国立能楽堂

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【千駄ヶ谷だより】聞こえる人も聞こえない人もともに楽しめる(9月5日(土)手話狂言)


 1984年以来、国立能楽堂で上演していただいている日本ろう者劇団による「手話狂言」を、9月5日(土)に国立能楽堂の主催公演としては初めて開催いたします。



 出演する日本ろう者劇団は、1980年4月に東京ろう演劇サークルとして、障害の有無にかかわらず誰もが楽しめるもの、そして視覚的なことに重点をおく演劇作りを目指して活動を開始しました。1982年に社会福祉法人トット基金(理事長:黒柳徹子氏)の付帯劇団となり日本ろう者劇団と改称、1983年にはイタリア・パレルモで開催された世界ろう者会議・演劇祭典に参加し、「手話狂言」を上演しました。
 三宅右近氏(狂言方和泉流)の指導により、昔から継承された狂言特有の動きをそのままに、手話表現の研究を重ねて誕生した「手話狂言」では、日本ろう者劇団が手話を、三宅狂言会が声を担当し、台詞を手話及び声の両方で表情豊かに表現しますので、聞こえる人も聞こえない人もともに楽しむことができます。

 今回は手話狂言「佐渡狐」「清水」「六地蔵」の上演に加え、社会福祉法人トット基金理事長の黒柳徹子氏のおはなし付の公演です。
 手話では両手を垂直に出し、手首を回して手の表裏を交互に見せる仕草で拍手を表現します。ぜひ手話の拍手でも、感動を表現していただけますよう、皆様のご来場を心よりお待ちいたしております。

◆社会福祉法人トット基金のホームページはこちら(クリックすると外部のサイトへ移動します)。
◇9月5日(土)手話狂言の詳細はこちら
◆国立能楽堂では、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大予防の取り組みを講じたうえで、皆様のご来場をお待ちしております。(ご来場のお客様へのお願い)