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【1月民俗芸能公演】八戸のえんぶり 稽古レポート
1月民俗芸能公演は、複数の地域の様々な民俗芸能と美しい日本の四季をお見せします。
最初に登場する青森県八戸市のえんぶりは、昭和54年に国の重要無形民俗文化財の指定を受けています。
えんぶりを演じる一団をえんぶり組といい、現在は30以上の組が存在し、厳寒の2月17日から4日間、八戸市内の各所で演じられます。

国立劇場の公演に向けて、大久保えんぶり組の稽古が、12月17日(土)19時~八戸市の白銀南公民館で行われました。

稽古では、本番用に合わせた動き、演目ごとの時間の調整、解説の入れ方などの確認が行われ、メンバーの真剣さ、そして公演に対する意気込みが感じられました。
演目の中には子供たちによる祝福芸も複数含まれます。小学校低学年から中学生の子供たちがきちんと振りを覚え、よどみなく間違えずに唄っている姿が微笑ましく、また心から楽しんで演じている姿が印象的でした。


本番の舞台では、華やかな衣裳を身にまとい、太夫による勇壮果敢な舞や、子供たちによる心和む祝福芸をご覧いただきます。
「摺り込み・摺り始め」
「松の舞」
「エンコエンコ」
「苗取り」
「田植え」
「恵比寿舞」
「大黒舞」
「摺り納め・畔止め」
大久保えんぶり組の舞台での熱演をどうぞお楽しみに!

【公演情報】
未来へつなぐ国立劇場プロジェクト
初代国立劇場さよなら公演
令和5年1月民俗芸能公演
祭りの四季
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