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初代国立演芸場さよならアンバサダー 植田圭輔さん 国立演芸場初来場インタビュー
8月より本格スタートしました、初代国立演芸場さよならアンバサダー企画。
国立演芸場では、「さよなら公演」の機会にこれまで寄席演芸や国立演芸場になじみのなかったお客様にも興味をもっていただけるよう、2.5次元舞台などを中心にご活躍中の俳優、植田圭輔さんを初代国立演芸場さよならアンバサダーに任命しました。

植田さんには6月20日の6月中席公演千穐楽をご鑑賞いただき、初鑑賞のご感想などをお伺いしました。
――――――国立演芸場にいらっしゃるのは今回が初めてですね。
仕事に行くときに車で通ることがあるので建物は見ていました。でも僕が来ることになるとは思っていなかったですね。
――――――落語や寄席に対してはどんなイメージをお持ちでしたか?
ちょっと敷居が高い感じでした。本物の「芸」ですし、歴史あるものですからね。
―――――今日初めて寄席をご覧になって、なにかイメージは変わりましたか?
そうですね。僕自身、舞台の仕事以外でも人前に出て話す機会が結構多いんです。
だから日頃から“上手に伝えること”は気にしていますが今日ご出演の皆さんはそこが凄く上手で。とても勉強になりましたし、何より純粋に楽しめました。
僕が普段出演している舞台では開演すると客席は真っ暗になるので、客電(客席の電気)が上演中もずっとついているのは不思議な感じでしたね。
演者の方が客席を見て、お客さんのテンションを読み取りながらその日・その瞬間に合わせて演られているということなんだと思いました。

―――――本日のトリを務めた笑福亭鶴光の演目は秀吉亡き後の豊臣家と徳川家の重臣が登場する『荒大名の茶の湯』でした。
戦国武将は2.5次元作品でも扱うタイトルがあるので、なじみがありました。
僕もお客様に届ける側として、戦国武将など、歴史を扱う舞台に出る時に知らないことがあれば調べて臨むようにしているので聞きやすかったですね。
―――――国立演芸場の定席は落語だけでなく「色物」と呼ばれる漫才や曲芸、紙切りや奇術などが演目に2、3入る寄席のスタイルです。こちらについてはいかがでしたか。
なるほど、そういったものなんですね。落語がずっと続いていくと思っていたので、始まる前に出演者を見たときに、ちょっと意外に思いました。

―――――国立演芸場は今年の10月末をもって閉場いたします。植田さんをきっかけに国立演芸場に興味を持ってくださった方に一言お願いいたします。
僕が普段出演している舞台とスタイルは違えど、お客様に足を運んでいただいて生のものを見ていただくという点では寄席も同じだと思います。
僕を通して、こんな世界もあるんだよということが伝えられるのであれば、見に来てほしいなと思います。
10月で一度一区切りになるということで、新しい国立演芸場がどんな空間になるのか、今の雰囲気からどれくらい変わるのか、気になることはあると思うのですが、今のものは今しかないと思うので、ぜひ足を運んで僕が見た景色を共有していただけたら嬉しいなと思います。
植田圭輔
1989年9月5日 大阪府生まれ。 2006年「ジュノン・スーパー・ボーイコンテスト」ファイナリストに選出され、翌2007年俳優デビュー。
以後、数多くの舞台に出演。最近の出演作は、『ワールドトリガー the Stage』シリーズ(空閑遊真役)、舞台『文豪ストレイドッグス』シリーズ(中原中也役)、MANKAI STAGE『A3!』シリーズ(御影密役)、舞台『鬼滅の刃』シリーズ(我妻善逸役)、舞台『東京リベンジャーズ』シリーズ(松野千冬役)など。
9月14日より『ブラッククローバー the Stage』にアスタ役で出演。
1989年9月5日 大阪府生まれ。 2006年「ジュノン・スーパー・ボーイコンテスト」ファイナリストに選出され、翌2007年俳優デビュー。
以後、数多くの舞台に出演。最近の出演作は、『ワールドトリガー the Stage』シリーズ(空閑遊真役)、舞台『文豪ストレイドッグス』シリーズ(中原中也役)、MANKAI STAGE『A3!』シリーズ(御影密役)、舞台『鬼滅の刃』シリーズ(我妻善逸役)、舞台『東京リベンジャーズ』シリーズ(松野千冬役)など。
9月14日より『ブラッククローバー the Stage』にアスタ役で出演。
初代国立演芸場さよならアンバサダー企画は10月まで実施中です。
詳細はこちら
国立演芸場公式X(Twitter)でも情報を発信しております。
<初代国立演芸場さよならアンバサダー企画 対象公演>
9/11~20 中席、9/22~24 五代目圓楽一門会、9/30 花形演芸会
10月 特別企画公演 公演日時・内容等詳細は国立演芸場公演情報 https://www.ntj.jac.go.jp/engei.html をご覧ください
※期間中の貸劇場公演は対象になりません
9/11~20 中席、9/22~24 五代目圓楽一門会、9/30 花形演芸会
10月 特別企画公演 公演日時・内容等詳細は国立演芸場公演情報 https://www.ntj.jac.go.jp/engei.html をご覧ください
※期間中の貸劇場公演は対象になりません