見どころ・あらすじ|HIGHLIGHTS & STORY

  • 第一部
  • 第二部
  • 第三部
  • 碁太平記白石噺|田植の段/逆井村の段

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  • 寿柱立万歳|碁太平記白石噺|浅草雷門の段/新吉原揚屋の段

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  • 奥州安達原|朱雀堤の段/敷妙使者の段/矢の根の段/袖萩祭文の段/貞任物語の段/道行千里の岩田帯

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公演日程|SCHEDULE

令和4年9月7日[土]~24日[火]
令和4年9月文楽公演 公演日程表
  • 第一部 午前11時開演(午後1時35分終演予定)
  • 第二部 午後2時15分開演(午後4時30分終演予定)
  • 第三部 午後5時15分開演(午後8時40分終演予定)
  • ・開場時間は、開演30分前の予定です。・各部休憩がございます。
国立劇場託児室
  • ・月・水・土・日に開室。
    事前のご予約をお願いします。
    (現在、受け入れ人数を制限しております。)
  • ・料金(税込)
    0~1歳 2,200円
    2~12歳 1,100円
  • ・受付時間:
    平日午前9時~午後5時
  • ・ご予約・お問い合わせ: 0120-165-115
    株式会社明日香

チケット情報|TICKETS

ご観劇料(各部・税込)

1等席 7,000円(学生4,900円)/2等席 6,000円(学生4,200円)/通し割引[第一部+第二部](1等のみ) 13,000円
  • ※障害者の方は2割引です。また、車椅子用スペースがございます。詳細はチケットセンターまでお問い合わせください。
  • ※出演者などの変更の場合はご了承ください。
  • ※販売席数を一部制限させていただきます。ただし、国及び東京都の催物の開催制限等にしたがって販売席数を変更する場合がございます。
  • ※障害者の方は2割引です。また、車椅子用スペースがございます。詳細はチケットセンターまでお問い合わせください。
  • ※出演者などの変更の場合はご了承ください。
  • ※販売座席を一部制限させていただきます。ただし、国及び東京都の催物の開催制限等にしたがって販売席数を変更する場合がございます。

アクセス|ACCESS

〒102-8656 東京都千代田区隼町4-1
TEL:03(3265)7411(代表)
  • 半蔵門線「半蔵門駅」
    6番出口(エスカレーター・エレベーターあり)
    1番出口から 徒歩約5分
  • 有楽町線/半蔵門線/
    南北線「永田町駅」
    4番出口から 徒歩約8分
    2番出口から 徒歩約10分
  • 都バス

    都03(晴海埠頭―銀座四丁目―四谷駅)
    「三宅坂」徒歩1分(本数僅少)

    宿75(新宿駅西口―河田町―四谷駅前―三宅坂)
    「三宅坂」徒歩1分(本数僅少)

※駐車場は収容台数に限りがございます。
なるべく公共交通機関をご利用ください。
第一部
午前11時開演(午後1時35分終演予定)
  • 『碁太平記白石噺』
  • 『碁太平記白石噺』
  • 『碁太平記白石噺』
  • 『碁太平記白石噺』
  • 『碁太平記白石噺』

碁太平記白石噺(ごたいへいきしらいしばなし)|田植の段/逆井村の段

五十一年ぶりの復活! 紅涙を絞る悲劇と英傑たちの勇壮な活躍

 奥州白石(宮城県)の姉妹が亡父の敵である剣術指南の侍を討ち果たした事件を劇化し、江戸幕府に反抗を企てた由比正雪(ゆいしょうせつ)をモデルとした軍略家の活躍を軸とした物語です。第一部は事件の発端から、宇治兵部助常悦(うじひょうぶのすけじょうえつ、実説は由比正雪)の登場に至る、五十一年ぶりの上演となる「逆井村(さかいむら)の段」までを上演し、第二部の江戸篇につなげます。通し狂言の上演、稀曲の伝承を目的としてきた国立劇場ならではの企画です。

 奥州白坂宿(福島県)近くの逆井村で代官志賀台七(しがだいしち)は百姓与茂作(よもさく)を手討ちにします。騒ぎに駆け付け理不尽な手討ちを責める村人たちに、台七は自分が斬ったのではないと言い張ります。大きな悲しみに打ちひしがれる娘おのぶたち遺族は、先日から泊めている旅の浪人をその下手人と疑います。貧家が悲しみに暮れる前半から、後半は剣豪と軍略家が肝胆を照らし合う勇壮な展開となる稀曲「逆井村」をこの機会に是非お楽しみください。

第二部
午後2時15分開演(午後4時30分終演予定)
  • 『寿柱立万歳』
  • 『碁太平記白石噺』
  • 『碁太平記白石噺』
  • 『碁太平記白石噺』
  • 『碁太平記白石噺』

寿柱立万歳(ことぶきはしらだてまんざい)

「二代目国立劇場」建設を前に

 家屋を建てる際、初めて柱を立てる儀式"柱立"。太夫(たゆう)と才三(さいぞう)が、門口で小鼓と扇を片手に柱立を披露し、家々の繁栄を祈りつつ、賑やかに舞います。このおめでたい演目で、いよいよ建て替えに臨む国立劇場の前途も祝します。

碁太平記白石噺(ごたいへいきしらいしばなし)

舞台は江戸へ 仇討ちへ誓いを固める姉妹

 第一部で幼いながらも気丈に仇討ちへの決意を示したおのぶは奥州から江戸へ出て、吉原の廓(くるわ)で宮城野(みやぎの)と名乗り傾城(けいせい)をしている姉に再会します。宮城野は父の非業の最期を知り、嘆き悲しみ、姉妹手を携えての仇討ちに向かおうとするのですが……。盛り場浅草雷門での珍騒動、絢爛(けんらん)たる吉原揚屋に現れた田舎娘おのぶの不釣り合いな姿、そして悲嘆にくれる宮城野の哀感、姉妹を見守る揚屋の亭主惣六(そうろく)の心配りと、洒落た劇的展開と様々な情感が織り込まれた名作です。

第三部
午後5時15分開演(午後8時40分終演予定)
  • 『奥州安達原』
  • 『奥州安達原』
  • 『奥州安達原』
  • 『奥州安達原』
  • 『奥州安達原』
  • 『奥州安達原』

奥州安達原(おうしゅうあだちがはら)|朱雀堤の段/敷妙使者の段/矢の根の段/袖萩祭文の段/貞任物語の段/道行千里の岩田帯

壮大なスケール 安倍一族の逆襲と涙を誘う母娘の哀愁

 朝廷と対立した奥州の豪族・安倍頼時(あべのよりとき)が源頼義(みなもとのよりよし)・義家(よしいえ)親子に滅ぼされた「前九年の役」を基にし、頼時の遺子の貞任・宗任兄弟が安倍家再興と奥州独立をめざして闘いを挑むという壮大な物語です。

 皇弟・環の宮(たまきのみや)が失踪し、その守役である平傔仗(たいらのけんじょう)は責任を問われ進退窮まっています。また、傔仗の娘・袖萩(そではぎ)は不義のため勘当され、落ちぶれた身となります。そんな親娘が偶然に出逢いますが、傔仗は袖萩の夫が逆賊で環の宮の失踪に絡んでいる安倍貞任であることを知って驚愕します……。雪降る夜、寒さに凍えながら三味線を弾いて親に詫びを乞う袖萩の哀愁、義家への復讐を期しそれぞれの方法で忍び寄らんとする貞任・宗任兄弟の執念と、息をもつかせぬ展開となる大作にご期待ください。また、環の宮探索のため奥州への旅路を歩む義家の家臣・生駒之助(いこまのすけ)と恋絹(こいぎぬ)夫婦の様子を描いた道行が彩りを添えます。