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国立能楽堂
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7月特別公開講座

公演期間
2022年7月4日(月)
開演時間

新型コロナウイルスの感染予防対策にご協力をお願いします。
詳細はこちら。


午後2時開演
※開場時間は、開演の1時間前の予定です。

演目・主な出演者

《月間特集 狂乱の系譜》関連イベント
 復曲「賀茂物狂」特別公開講座


第1部 基調講演      天野 文雄(京都芸術大学舞台芸術研究センター特別教授)

第2部 仕舞「賀茂物狂」   観世 清和(二十六世観世宗家)

第3部 座談会       観世 清和
             田中安比呂(賀茂別雷神社宮司)
             天野 文雄
         司会/横山 太郎(立教大学教授)

※字幕表示はございません。



(2022/05/10)

前売開始日

電話・インターネット予約=6月10日(金)午前10時より
窓口販売=6月11日(土)より

 ※窓口販売用に別枠でのお取り置きはございません。

等級別料金

正 面=1,000円
脇正面・中正面=800円(学生500円)
座席図はこちら

お問い合わせ

国立劇場チケットセンター(午前10時~午後6時)
 0570-07-9900/03-3230-3000(一部IP電話等)

インターネット購入
https://ticket.ntj.jac.go.jp/

タイムテーブル
タイムテーブルのご案内(128.74KB)
概要
 御手洗川の流れも清らかな初夏の上賀茂社(賀茂別雷神社)を舞台に繰り広げられる、男女の恋物語「賀茂物狂」。金春禅竹による忘れられた名作「賀茂物狂」がこの夏、完全版として復曲されます。
 現在は夫婦再会の一場物として演じられる本曲ですが、本来はその前に、妻が夫への思いを断とうと参詣したところ、逆に「逢瀬を祈るべし」という神託を伝えられる場面がありました。今回の完全版では前場も含めて復曲上演することにより、その特異な魅力が明らかとなります。
 作品にはさまざまなイメージが織り込まれていますが、中でも舞台となる上賀茂社は、『徒然草』にも「賀茂の岩本、橋本は、業平、実方也」とある岩本社・橋本社をはじめ、今日なお続く祭礼、賀茂の北祭(葵祭)など、随所で物語に独特の深みや彩りを与えます。
 今回の特別公開講座では、復曲「賀茂物狂」を、上賀茂社とのかかわりを軸として多様に解き明かし、実演とともに、作品のもつ重層的な世界を味わい、加えて狂女物の能作の流れをもたどる機会とします。
 初夏のひととき、「賀茂物狂」に秘められた多くの魅力に出会える特別公開講座を、7月28・30日に上演される復曲の初演とともにぜひお楽しみください。