事業紹介
文殊菩薩坐像(法徳寺所蔵)

特別陳列「法徳寺の仏像―近代を旅した仏たち―」

法徳寺(奈良県奈良市、融通念仏宗)に所蔵される約30躯の仏像は、近年ある大阪の実業家から寄進されたものである。仏像たちの出自を辿ると、そのほとんどが奈良の寺院に求めることができる。明治時代初期、全国に吹き荒れた神仏分離、廃仏毀釈の波は容赦なく奈良の寺院にも及び、仏像をはじめ多くの文化財が流出したのである。寄進は仏像たちの里帰りという意味を有する。仏像は鎌倉時代の作品が多く、柔らかな人体表現、随所に見られる植物文様など、自然描写の巧さは見事である。日本人が自然を見つめ、それを立体作品として表現するときの芸術性を感じ取ることができる。

事業名
特別陳列「法徳寺の仏像―近代を旅した仏たち―」
開催場所
奈良国立博物館
開催期間
2019年7月13日(土)~9月8日(日)
リンク先
https://www.narahaku.go.jp/