人形浄瑠璃 文楽

平成30年9月文楽公演|9月8日[土]│24日[月・休]平成30年9月文楽公演|9月8日[土]│24日[月・休]

独立行政法人 日本芸術文化振興会
チケットを購入する
チケットを購入する
閉じる
第一部 午前11時開演

南都二月堂|良弁杉由来 / 増補忠臣蔵

第二部 午後4時開演

夏祭浪花鑑

チケットを購入する
チケットを購入する
TOPICS
一覧へ閉じる

見どころ・あらすじ

  • 第一部 良弁杉由来
  • 第一部 増補忠臣蔵
  • 第二部 夏祭浪花鑑

主な配役

第一部 配役表
第一部 配役表
  • 第一部『良弁杉由来』予告編
  • 第二部『夏祭浪花鑑』予告編
  • 志賀の里の段 平成30年1月公演(国立文楽劇場)より
  • 桜の宮物狂いの段 平成30年1月公演(国立文楽劇場)より
  • 東大寺の段 平成30年1月公演(国立文楽劇場)より
  • 二月堂の段 平成30年1月公演(国立文楽劇場)より

良弁杉由来|志賀の里の段/桜の宮物狂いの段/東大寺の段/二月堂の段

生き別れになった母子の
三十年ぶりの再会

東大寺の開山として崇拝されている華厳宗の良弁僧正(ろうべんそうじょう)の伝記を脚色したものです。明治期に流行した生き人形の見世物の影響を受けた簡潔な内容で、音楽的にも優れた演目です。

近江の豪族の妻・渚(なぎさ)の方は、愛児の光丸(みつまる)を鷲にさらわれ、悲しみの余り心を病んで諸国を放浪します。
志賀の里の段
平成30年1月公演(国立文楽劇場)より
三十年の月日が流れ、淀川の水に映る自分の姿に我に返った渚の方は、東大寺の良弁僧正の噂を耳にします。
桜の宮物狂いの段
平成30年1月公演(国立文楽劇場)より
僧正が日参する杉の大木に渚の方が身の上を書いた紙を貼ると、僧正の目に止まります。
東大寺の段
平成30年1月公演(国立文楽劇場)より
僧正は、自分にも思い当たる内容に、証拠になる物がないかと渚の方に問いかけます。渚の方は、家伝の仏像を自ら拵えた守り袋に収めて光丸の身に付けていたことを思い出すのでした。
二月堂の段
平成30年1月公演(国立文楽劇場)より
  • 本蔵下屋敷の段 平成28年錦秋文楽公演(国立文楽劇場)より

増補忠臣蔵|本蔵下屋敷の段

忠義より娘への愛情を選んだ
武士の秘められた物語

明治期には古典の演目に新たな場面を加えて上演する試みが行われました。「仮名手本忠臣蔵」の大曲「山科閑居の段」に登場し、大星由良助(おおぼしゆらのすけ[大石内蔵助])に本心を語らせる加古川本蔵(かこがわほんぞう)。主君・桃井若狭之助(もものいわかさのすけ)から暇をもらって山科へ旅立つまでの本蔵を描きます。

本蔵下屋敷の段
平成28年錦秋文楽公演(国立文楽劇場)より

高師直(こうのもろのう[吉良上野介])を討つと若狭之助に明かされた家老の本蔵は、師直に賄賂を贈って若狭之助をなだめさせ、事なきを得ました。これを知った若狭之助は怒って本蔵を手討ちにするとの噂です。本蔵の同僚・井浪伴左衛門(いなみばんざえもん)は、許婚のある若狭之助の妹・三千歳姫(みちとせひめ)に横恋慕し、若狭之助の毒殺まで図っていました。それを察知した本蔵は、策を講じようとしますが、若狭之助の前に引き出されてしまうのでした。

  • 住吉鳥居前の段 平成29年夏休み文楽特別公演(国立文楽劇場)より
  • 内本町道具屋の段 平成24年9月文楽公演より
  • 釣船三婦内の段 平成29年夏休み文楽特別公演(国立文楽劇場)より
  • 長町裏の段 平成29年夏休み文楽特別公演(国立文楽劇場)より
  • 田島町団七内の段 平成22年夏休み文楽特別公演(国立文楽劇場)より

夏祭浪花鑑|住吉鳥居前の段/内本町道具屋の段/道行妹背の走書/釣船三婦内の段/長町裏の段/田島町団七内の段

浪花の夏を彩る侠客と
女房たちの心意気

魚売りが犯した殺人事件を題材に、三人の侠客と連れ添う女房たちの心意気を描く、大阪の夏の風俗を背景にした夏狂言の代表作です。

投獄されていた魚売りの団七九郎兵衛(だんしちくろべえ)は、代官・玉島兵太夫(たましまひょうだゆう)に釈放されます。団七は、侍・大鳥佐賀右衛門(おおとりさがえもん)一味の一寸徳兵衛(いっすんとくべえ)と喧嘩になりますが、徳兵衛は団七の女房お梶(かじ)に恩を受けていたので、二人は義兄弟となります。

住吉鳥居前の段
平成29年夏休み文楽特別公演(国立文楽劇場)より

兵太夫の息子・磯之丞(いそのじょう)は相愛の芸者・琴浦(ことうら)を狙う佐賀右衛門から身を隠すため、団七の世話で道具屋で奉公をし、店の娘・お中(なか)に惚れられます。ところが、番頭・伝八(でんぱち)、仲買・弥市(やいち)らの罠にはめられ、弥市を殺めてしまいます。

内本町道具屋の段
平成24年9月文楽公演より

磯之丞はお中と心中を図りますが、団七の兄貴分・釣船三婦(つりふねのさぶ)に止められます。お中を追う伝八は、心中の仕方を教えるうちに首をくくってしまうのでした。

徳兵衛の女房・お辰(たつ)が磯之丞と同行する話がまとまりかけますが、三婦は間違いが起こると言い、お辰は顔に傷を付けて請け合います。団七の舅・義平次(ぎへいじ)が琴浦を迎えに来たので、三婦の女房おつぎは預けてしまいます。

釣船三婦内の段
平成29年夏休み文楽特別公演(国立文楽劇場)より

長町裏で義平次に追い付いた団七は、義平次を言いくるめましたが、欺された義平次は団七を侮辱します。揉み合ううちに義平次を傷つけてしまい、団七は遂に義平次を手にかけてしまうのです。

長町裏の段
平成29年夏休み文楽特別公演(国立文楽劇場)より

徳兵衛が団七の家を訪ねると、お梶を誘惑するので、団七と斬り合いになってしまいます。三婦が仲裁し、団七を逃がそうとしていたことが分かります。団七は屋根上で捕手を相手に大立廻りを演じるのでした。

田島町団七内の段
平成22年夏休み文楽特別公演(国立文楽劇場)より

南都 二月堂|良弁杉由来

増補忠臣蔵

夏祭浪花鑑