3月4日(水)、国立劇場3月歌舞伎公演『梅雨小袖昔八丈―髪結新三―』『三人形』が初日の幕を開けました。

 『梅雨小袖昔八丈―髪結新三―』は、歌舞伎作者・河竹黙阿弥が、名優・五代目尾上菊五郎のために、書き下ろした作品です。主人公・新三(橋之助)のいなせな風情と小気味の良い悪党ぶりが、このお芝居の魅力のひとつです。また、黙阿弥作品ならではの七五調の流麗な台詞は耳でも楽しめますし、季節感を取り入れた巧みな演出も見逃せません。


髪結新三(橋之助)

 『三人形』は、若衆(錦之助)・傾城(児太郎)・奴(国生)の三体の人形に魂が入って、それぞれが踊りだすという趣向の歌舞伎舞踊です。夜桜が美しい吉原仲之町を舞台に、極彩色の美しい扮装の三人が廓の風俗を面白く表現します。古風でおおらかな味わいをご堪能ください。 


〈左より〉奴(国生)、傾城(児太郎)、若衆(錦之助) 

 1階ロビーでは、『梅雨小袖昔八丈ー髪結新三ー』の所縁の地である深川の物産を販売しています!深川不動尊の佃煮や深川飯・深川丼などが、目玉商品です。ご来場の際は、ぜひお立ち寄りください。


深川不動の佃煮


深川丼・深川めし


 また、公演中、東日本大震災復興支援チャリティー企画を行っております。1階ロビーにて、東日本大震災被災地の復興支援を目的とする芸術文化活動を支援するための『芸術文化復興支援基金』への募金スペースを設置します。募金していただいたお客様には、出演俳優のサイン入りブロマイド写真を進呈いたします(詳細は会場にてご案内しています)。被災地の復興のため、ご協力をお願いいたします。
  


初日のチャリティー企画の様子