3月歌舞伎公演千穐楽 チャリティー企画のご報告

 3月27日(金)、国立劇場3月歌舞伎公演『梅雨小袖昔八丈―髪結新三―』『三人形』が千穐楽を迎えました。

 公演期間中、1階ロビーにて行いました東日本大震災の復興支援を目的とするチャリティー企画(詳細はコチラ)につきましては、多くのお客様のご協力をいただき、募金額は1,657,588円となりました。
 お客様のご寄付は、日本芸術文化振興会が創設した「芸術文化復興支援基金」として活用させていただきます。ご協力ありがとうございました。

芝居あれこれ 第5回 目には青葉 山郭公(やまほととぎす) はつ鰹(がつお)

 タイトルの俳句は、『奥の細道』の著者・松尾芭蕉とも親交の深かった江戸中期の俳人の山口素堂(やまぐち そどう)【1642-1716】の作で、延宝6年【1678】の刊行とされる俳諧集『江戸新道』で初めて紹介されました。句の前書きには「鎌倉にて」と記されています。つまり元来は、鎌倉における初夏の風物を詠んだ句で、視覚・聴覚・味覚-三つの感覚で初夏を感じられる物を列挙しているのです。
 「目には」という表現があるように、句の中には「耳には」「口には」という意味も込められています。夏山の青葉、山に棲息するほととぎすの鳴き声、そして、初物の鰹の味です。


 青葉やほととぎすは、以前から初夏の風物として和歌にも使用されていたようです。鰹と鎌倉との関係ですが、鎌倉時代の随筆集『徒然草(つれづれぐさ)』第百十九段に記述があるように、当時は、相模湾の鎌倉沖で取れる鰹がもてはやされていました。そこで素堂は、鎌倉名物の初鰹を句に取り入れました。


 この句はやがて、鎌倉に限ったことではなく、初夏の風物を表現した代表的なものとして、親しまれるようになります。『梅雨小袖昔八丈』の二幕目「富吉町新三内の場」の幕が開くと、この句を舞台から感じ取ることができます。


 定式幕が開くと、舞台の上手(かみて)に、植木鉢を載せた棚があり、植木の葉の緑が目に入ります。これが「目には青葉」と言えるでしょう。この植木は、舞台の小道具として作られたものです。


 下剃の勝奴が髪結の道具を手入れしながら、同じ長屋に住む権兵衛と話していると、ほととぎすの鳴き声が聞こえてきます。この鳴き声は、専用の笛を使って表現します。


 ほととぎすの鳴き声を聞いた権兵衛が、
 「大分(だいぶ)時鳥(ほととぎす)の声を聞くが、まだ鰹の声は聞かないね。」
と言います。「鰹の声」とは、売り歩きの魚屋が初鰹を売る時の呼び声のことです。すると、
 「鰹ッ、鰹ッ。」
という威勢の良い声が聞こえてきます。魚売りの新吉の登場です。湯屋帰りの新三は、新吉を呼び止めて、初鰹を3分(ぶ)という金額で買うことにします。


舞台で使用する小道具の「鰹」


 1分は1両の1/4に当たります。例えば、この作品の題材である「白子屋事件」が起きた享保11年【1726】の貨幣価値で現代に置き換えた場合、1両は約8万円とも言われます。つまり、新三の買った初鰹は約6万円、いかに高価であったかがお分かりいただけることでしょう。作者の河竹黙阿弥は、新吉に次のような台詞を言わせています。
 「高い金を出して買うのは、“初”という所を買いなさるのだ」
 

 新吉は鰹を下ろします。頭部と内臓を取り除いて、二枚に下ろします。二幕目「元の新三内の場」で、片身は刺身になっていますが、中骨の付いた方の片身は、長屋の大家である長兵衛が持って帰ります。この鰹が、新三と長兵衛とのやりとりの中で、重要な役割を果たします。
 

 新吉の鰹を下ろす演技は、序幕「白子屋見世先の場」の新三が忠七の髪を手入れする件(くだり)と同様、世話物作品ならではの写実的な表現です。鰹の身質は柔らかいので、尾を持って身を立てるようにして下ろすなど、独特な下ろし方を見ることもできます。


内臓の付いた頭部と二枚に下ろされた「鰹」(下の形見は中骨付き)


 舞台で使用する「鰹」は小道具として作られたものです。今月の公演では、発砲ポリスチレン製の断熱材に布や紙を貼ったり色を塗ったりして作ったものを、使用しています。片身に付いている中骨は、ベニヤ板で形を作って貼り付けたもので、小道具の「鰹」が壊れないための補強の役割を果たしています。


 初夏の江戸の市井へタイムスリップしたような雰囲気を楽しめる舞台『梅雨小袖昔八丈』。『三人形』と共に上演中の3月歌舞伎公演は、千龝楽の27日(金)まで残すところ、後わずかです。ぜひお見逃しなく!

芝居あれこれ 第4回『三人形』 奴の足拍子

 『三人形』では、若衆・傾城・奴の三人それぞれに見せどころが用意されています。若衆と奴による「丹前六方(たんぜんろっぽう)」や「廓の由来」の振り事、傾城の「拳酒(けんざけ)」の振り事やクドキ、宮城県仙台地方の俗謡がアレンジされて江戸・吉原でも流行した「さんさ時雨」での三人の総踊りなど、見逃せません。

 その中に、奴が足拍子を踏みながら闊達に踊る件(くだり)もあります。「あ痛しこ」という詞章の後、常磐津の三味線、大鼓(おおつづみ)や小鼓(こつづみ)の演奏と、呼吸(いき)を合わせて踊ります。拍子を踏む時の強弱にも注意しなければなりません。小気味よく足拍子を踏むと、体を横に倒す「横ギバ」という姿勢になり、上になった方の足を伸ばす弾みに立ち、見得で極まります。
 初演で奴を勤めた初代中村芝翫こと三代目中村歌右衛門は舞踊の名手で、足拍子の振りを見事に演じたことでしょう。

 その振りがアレンジされて、後世の作品に取り入れられました。
 文政11年【1828】3月江戸・中村座で、三代目歌右衛門の弟子であった二代目中村芝翫、後の四代目中村歌右衛門が、七変化の舞踊『拙筆力七以呂波(にじりがきななついろは)』を上演しました。この内の長唄『供奴(ともやっこ)』の奴に扮した時、師匠の先代が『三人形』で見せた足拍子の振りを、取り入れたのです。
 『供奴』の詞章に「浪花師匠のその風俗に、似たか似たぞ似ましたり」とあり、大坂にいる三代目歌右衛門に敬意を払っています。『供奴』は、初演の演者の名前から『芝翫奴(しかんやっこ)』とも言われ、現在もたびたび上演されます。
 『供奴』の原点が『三人形』にあると言えるでしょう。

 『供奴』の奴の化粧では、眉毛の中ほどから顳顬(こめかみ)にかけて赤い筋を入れることになっています。これを「芝翫筋(しかんすじ)」と言います。
 今月は、歌右衛門家の末裔である中村国生が、祖先に所縁の深い『三人形』の奴を勤めるに当たり、「芝翫筋」を入れています。

芝居あれこれ 第3回『髪結新三』の髪結道具

 第3回は、『梅雨小袖昔八丈』の序幕「白子屋見世先の場」で、主人公・新三が忠七の髪を撫で付ける時に使う髪結道具をご紹介します。
 廻りの髪結は、自分の髪結道具一式を持って得意先の商家などを訪問し、店の主人や奉公人の髪を結っていました。新三も持ち歩いている引き出し付きの道具箱は、髪結の仕事には欠かせないアイテムです。

新三の道具箱(前) 新三の道具箱(後)
収納されている髪結道具

 日本髪の髪型は、襟足の「髱(たぼ)」、頭の左右側面の「鬢(びん)」、頭頂部でまとめて結う「髷(まげ)」などの部位に分かれています。髪結は、それぞれの部分に応じた道具を使い分けて、スムーズに美しい髪型を造り上げます。

 道具箱の側面には、髷を仮留めするための細長い紙「茶半紙(ちゃばんし)」と、髪を整え髪型を保持するための油「鬢付け油(びんつけあぶら)」が取り付けられています。新三はまず、忠七の髷を茶半紙で留めた後、鬢付け油を叩くように手に付け、指でこすり合わせながら忠七の髪に馴染ませます。


鬢付け油
茶半紙


 引き出しの中には、髪を美しく結うための道具が並んでいます。
 新三が忠七の髪に櫛で液体を掛けるようなしぐさをしますが、これは、「鬢盥(びんだらい)」に入った「鬢水(びんみず)」を付けている様子です。鬢水は、マツブサ科の常緑樹・サネカズラの茎を刻み、皮を剥いて水に漬け置く事で得られる粘水で、髪のつやを出したり、ほつれを解いたりするために用います。続いて新三は、鬢付け油を付け直したり、「握り鋏(にぎりばさみ)」で毛先を揃えたりしながら、髷を整えます。この時に、一本の櫛の両端に目の細かさの違う歯を挽いた道具「刷毛こき(はけこき)」を用いて毛筋を整えることもあります。


鬢盥
(左より)刷毛こき、櫛、握り鋏

 箱の上部には、鬢の形を整えるために使う鉄製の棒「髷棒(まげぼう)」が刺してあります。髪結職人は、自分専用の髷棒を持ち、自在に操れるようにならなければならないと言われています。現代でも、歌舞伎や大相撲の床山(とこやま)は、畳針や金属製の箸などを竹の管に刺して、髷棒を自作しているそうです。


髷棒

 道具箱の引き出しの中には、舞台で使用する道具以外にも、様々な種類の櫛や剃刀、髪の根元を結い束ねるために用いる紐「元結(もっとい)」などの髪結道具が並んでいます。

(左より)なぎなた、剃刀、鬢出し
(びんだし)2本、筋立て(すきたて)
元結

 髷棒を髪に挿し、元結を繋いで作った襷を掛けて颯爽と登場する新三。忠七を言葉巧みに唆しながら、これらの道具を使ってテンポ良く髪を撫で付ける演技は、写実的な表現を取り入れた世話物の作品ならではのみどころです。ぜひ劇場へ足をお運びいただき、鮮やかな手際を皆様の目でお確かめ下さい。

中村橋之助・中村国生「大沢悠里のゆうゆうワイド」に生出演!

 3月20日(金)、TBSラジオ(AM954kHz)「大沢悠里のゆうゆうワイド」に、中村橋之助・中村国生の親子がゲストで出演します。
 2人が出演する時間帯は、午前9:20ごろ~10:20ごろの1時間の予定です。上演中の3月歌舞伎公演の話が聞けるかもしれません。

 20日(金)は午後4:30開演となっております。皆様、「ゆうゆうワイド」をお聴きになって、国立劇場にぜひお越しください。27日(火)まで好評上演中です。お見逃しなく!

芝居あれこれ 第2回 『三人形』初演におけるライバル共演

 『三人形』の初演は文政元年【1818】4月中村座<初日の時点では文化15年だが、上演中の4月22日に改元>。当時の中村座の座頭・三代目坂東三津五郎、美貌の立女方・五代目岩井半四郎、そして、大坂より再び江戸へ下ってきた三代目中村歌右衛門<この時だけ芝翫を名乗る>―東西名優の豪華顔合わせによる共演で、三津五郎の丹前男浮世与之助<若衆>、半四郎のけいせい香久山<傾城>、歌右衛門の丹前奴大助<奴>という配役でした。

 三代目三津五郎と三代目歌右衛門は共に舞踊の名手でもあり、一人の演者が様々な役柄に扮して踊りを見せる「変化舞踊(へんげぶよう)」を得意とし、芸を競い合っていました。二人の間には、このようなエピソードが残っています。

 文化5年【1808】、初めて江戸の舞台を踏んだ歌右衛門は中村座に出演し、大当りを取りました。他の劇場に出演していた三津五郎は、同年11月森田座で上演した七変化の舞踊『倭仮名色七文字(やまとがないろのななもじ)』の内の常磐津『源太(げんだ)』という曲において、歌右衛門に当て付けた詞章で踊りました。詞章の中に、「たで喰う虫も好き好きとやら、今年ゃ南瓜(かぼちゃ)も当り年」という表現がありますが、「南瓜」とは歌右衛門を指します。三津五郎が歌右衛門を「南瓜野郎」と罵っていたので、それを作者が詞章に詠み込んだのです。後年、『源太』は、「かぼちゃ源太」という通称で呼ばれるようになります。

 また、文化8年3月には、市村座で三津五郎が『七枚続花の姿絵(しちまいつづきはなのすがたえ)』という七変化の舞踊を上演して、大当りを取りました。その中には、現在も上演される長唄『汐汲(しおくみ)』などが、含まれています。
 これに対抗して、中村座に出演中の歌右衛門も、七変化の舞踊を上演することにしました。大至急で作ることになったので、全曲を長唄で通すことにして、『遅桜手爾葉七字(おそざくらてにはのななもじ)』という作品が生まれました。そして、こちらも好評を博し、大入りとなりました。現在もたびたび上演される『越後獅子(えちごじし)』は、『遅桜手爾葉七字』の中の一景として初演されました。

 『三人形』は、舞踊の名手のライバル同士が共演した貴重な作品だったのです。

 平成6年【1994】1月浅草公会堂と平成12年2月博多座では、三代目三津五郎の末裔・十代目坂東三津五郎<当時、八十助>が奴を、三代目歌右衛門の末裔・中村橋之助が若衆を勤め、祖先の演じた役柄を入れ替えての共演が実現しました。この時は、坂東流の振付で上演されました。

 今月は、初演の振付を担当した初代藤間勘十郎の末裔である藤間流宗家の振付による上演で、中村錦之助<若衆>と共に、三代目歌右衛門の末裔である中村児太郎<傾城>と中村国生<奴>が出演しています。

芝居あれこれ 第1回 『髪結新三』の手拭浴衣

 この特設サイトでは、「芝居あれこれ」と題した記事で、今月の芝居で使われている衣裳や小道具、作品にまつわるエピソードなどをご紹介します。
 第1回は、『梅雨小袖昔八丈』の主人公・新三が二幕目「富吉町新三内の場」で登場する時の衣裳「手拭浴衣(てぬぐいゆかた)」を、取り上げます。
 湯屋(銭湯)からの帰りという設定で、湯上がりの浴衣姿の新三が、花道の揚幕から登場します。この浴衣は、配り物や寺社への奉納のための手拭を継ぎ合わせて作ったという設定です。新三が買う「初鰹」と併せて、初夏の季節感を巧みに表現しています。
新三の手拭浴衣(前) 新三の手拭浴衣(後)

 井口政治=著『団菊物語 舞台訓』によると、明治6年【1873】6月の初演で新三を勤めた五代目尾上菊五郎が、幕末から明治前期にかけて活躍した浮世絵師・月岡芳年(つきおかよしとし)に、手拭浴衣の図案の考証を依頼したそうです。
 初演以来、この手拭浴衣には、「ひら清」という文字が染められています。「ひら清」とは、文化年間【1804-18】から明治中期まで深川・土橋(どばし)<現在の東京都江東区富岡2丁目の一部>に実在した高級料理屋「平清(ひらせい)」のことで、会席料理の最後に提供される「鯛の潮汁(うしおじる)」が有名だったそうです。そのような有名店にも、廻り<出張専門>の髪結いの新三は、得意先として出入りしていたのでしょう。
「芥子玉」の模様に「ひら清」の文字

 現行で使用する衣裳には、「ひら清」の文字の背景に「芥子玉(けしだま)」が染められています。「芥子玉」とは、芥子粒のような細かい玉を散らした模様で、浴衣や手拭などの染めに使われています。
 手拭浴衣の衣裳を見ると、日本橋界隈の様々な地名も見受けられます。深川・富吉町(とみよしちょう)<現在の江東区永代1丁目の一部>の長屋に住む新三は、大川<現在の隅田川>に架かる永代橋を渡って、得意先を廻っていたのでしょう。例えば、現在の町名にもある小網町(こあみちょう)や小舟町(こぶなちょう)、花街としても有名であった葭町(よしちょう)<現在の中央区日本橋人形町2・3丁目の一部>など。また、序幕「白子屋」の所在地も、同じ界隈の新材木町(しんざいもくちょう)<現在の中央区日本橋堀留1丁目の一部>です。
右より「小」「舩」「町」(小舟町) 葭町の「よ」「し」「町」を図案化したもの

 さらに、手拭浴衣にも使われていますが、新三は登場する時に、「しんば」という文字が染められた手拭を持っています。「しんば」とは「新場」のことで、これも日本橋界隈の一部です。「新場」は、正式名を「新肴場(しんさかなば)」<現在の中央区日本橋2丁目付近>と言い、江戸時代には、日本橋の魚河岸に続く第二の魚市場として知られていました。
右より「し」「ん」「ば」(新場)

 なお、今月、新三役の中村橋之助が劇中で使用している「しんば」の手拭は、2月21日に亡くなった坂東三津五郎が生前、初役で新三を勤める橋之助のために用意していたものです。

3月歌舞伎公演チャリティー企画のお知らせ


 3月歌舞伎公演期間中、東日本大震災復興支援を目的とするチャリティー企画を行っています。休憩時間中、1階ロビー『鏡獅子』前に『芸術文化復興支援基金』の募金スペースを設置しています。『芸術文化復興支援基金』は、東日本大震災の被災地の芸術文化の復興や、被災地を支援する芸術文化活動を支援する目的で、平成23年に設立されました。 
 今回は、中村橋之助、中村錦之助、中村児太郎、中村国生の協力を得て、募金にご協力いただいた方に、サイン入りブロマイド写真を1枚進呈いたします(詳細は劇場にてご案内しています)。
 被災地復興のため、ご協力をお願いいたします。

休憩時間の詳細はこちらから→3月歌舞伎公演タイムテーブル

3月歌舞伎公演 初日を迎えました!

 3月4日(水)、国立劇場3月歌舞伎公演『梅雨小袖昔八丈―髪結新三―』『三人形』が初日の幕を開けました。

 『梅雨小袖昔八丈―髪結新三―』は、歌舞伎作者・河竹黙阿弥が、名優・五代目尾上菊五郎のために、書き下ろした作品です。主人公・新三(橋之助)のいなせな風情と小気味の良い悪党ぶりが、このお芝居の魅力のひとつです。また、黙阿弥作品ならではの七五調の流麗な台詞は耳でも楽しめますし、季節感を取り入れた巧みな演出も見逃せません。


髪結新三(橋之助)

 『三人形』は、若衆(錦之助)・傾城(児太郎)・奴(国生)の三体の人形に魂が入って、それぞれが踊りだすという趣向の歌舞伎舞踊です。夜桜が美しい吉原仲之町を舞台に、極彩色の美しい扮装の三人が廓の風俗を面白く表現します。古風でおおらかな味わいをご堪能ください。 


〈左より〉奴(国生)、傾城(児太郎)、若衆(錦之助) 

 1階ロビーでは、『梅雨小袖昔八丈ー髪結新三ー』の所縁の地である深川の物産を販売しています!深川不動尊の佃煮や深川飯・深川丼などが、目玉商品です。ご来場の際は、ぜひお立ち寄りください。


深川不動の佃煮


深川丼・深川めし


 また、公演中、東日本大震災復興支援チャリティー企画を行っております。1階ロビーにて、東日本大震災被災地の復興支援を目的とする芸術文化活動を支援するための『芸術文化復興支援基金』への募金スペースを設置します。募金していただいたお客様には、出演俳優のサイン入りブロマイド写真を進呈いたします(詳細は会場にてご案内しています)。被災地の復興のため、ご協力をお願いいたします。
  


初日のチャリティー企画の様子

中村橋之助一日消防署長の様子とロビーイベント告知!

 春の火災予防運動が、3月7日(土)まで行われています。
 その行事の一環として、3月3日(火)、国立劇場で、麹町消防署による消防演習が行われました。
 3月歌舞伎公演の初日を翌日に控えた中村橋之助が、麹町消防署の一日消防署長として、演習の指揮を執りました。


  消防車の上で指揮する橋之助↑→

 演習が終了すると、橋之助一日消防署長には、麹町消防署長から感謝状が手渡され、記念品として刺子半纏と花束が贈られました。
 その後、報道陣の取材に答えた橋之助は、
 「消防隊員の方の素晴らしい演習を見せていただきました。しかし、このような事態が決して起こらないように、予防運動が終わりましても、皆様ぜひ注意してください」と、改めて火災予防の大切さを訴えました。
 また、翌日から始まる3月歌舞伎公演についての意気込みを問われると
 「『髪結新三』は、幼い頃から憧れていた役です。また、出演する息子の国生や、兄・福助の息子・児太郎は大学生です。公演の期間は学生の春休みとも重なります。ぜひ学生の皆様にもご覧いただきたい。」と述べました。さらに、2月21日に亡くなった坂東三津五郎さんと電話で「新三」について話したことを打ち明け、「今回、三津五郎の兄さんには大きな課題をもらった気がします。その第一歩が『髪結新三』ではないかと思います。立派に勤め上げ、先輩方の遺産を引き継いでいくつもりです。」と語りました。


〈左より〉くろごちゃん(国立劇場マスコット)、中村橋之助一日消防署長、キュータ(東京消防庁マスコット)

 一日消防署長として、凛々(りり)しい制服姿で演習の指揮を執った橋之助。3月歌舞伎公演『梅雨小袖昔八丈―髪結新三―』では、ガラリと趣を変えて、いなせな悪党の主人公・新三を演じます。満を持して挑む初役の新三をぜひお見逃しなく!

 そして!公演期間中、ロビーにて東日本大震災復興支援のチャリティー企画が行われます。休憩時間中、1階ロビーにて、東日本大震災被災地の復興支援を目的とする芸術文化活動を支援するための『芸術文化復興支援基金』への募金スペースを設置します。募金していただいたお客様には、出演俳優のサイン入りブロマイド写真を進呈いたします(詳細は会場にてご案内しています)。被災地の復興のため、ご協力をお願いいたします。

チケットのお申し込み

好評発売中

平成27年3月歌舞伎公演

梅雨小袖昔八丈 ─髪結新三─ / 三人形

2015年 3月4日(水)~27日(金) / 10日(火)・11日(水)は休演
ご観劇料 1等A席 9,500円(学生6,700円) 2等A席 4,600円(学生3,200円) 3等席 1,500円(学生1,100円)
1等B席 6,300円(学生4,400円) 2等B席 2,600円(学生1,800円)
※障害者の方は2割引です。 ※障害者・学生等の割引チケットのお申し込みはお電話または窓口にて承ります。
インターネットからのお申し込み
パソコンからのご購入はこちら スマートフォンからのご購入はこちら
電話からのお申し込み
国立劇場チケットセンター (受付時間 : 午前10時~午後6時) 0570-07-9900 ※一部IP電話等からの場合 03-3230-3000
窓口でのご購入
国立劇場チケットセンター (チケット売場 : 午前10時~午後6時) 販売窓口はこちら
チケットぴあ:0570-02-9999
パソコン・ケータイからのご購入はこちら
イープラス
パソコンからのご購入はこちら ケータイからのご購入はこちら