[新作文楽]シェイクスピア=作 「不破留寿之大夫(ふあるすのたいふ)」

ブログ&コラム

2014年9月3日

人形ができるまでを公開!

 いよいよ開幕まであとわずか!ではありますが、今回新たに作られた不破留寿くんの人形が
できるまでの様子を見ていただきましょう。皆さんが目にされる人形には、これだけの知恵と工夫と熱意が詰まっているのであります。ちなみにこれはポスター撮影に至るまでの過程ですので、本番ではさらに進化した不破留寿くん人形が登場します。お楽しみに!

かしらはこうして作られる

    
かしら作りのはじめの一歩は、石膏の型をもとにヒノキの木を粗彫りするところから。

顔にはどんな表情をつけるか?ネムリ目、ヨリ目、下り眉、口アキなど、仕掛けを使って動かした時の表情を、デザインスケッチに従って考えていきます。



不破留寿の人形を遣う桐竹勘十郎は「動きはつけられるだけつけてほしい」とリクエストしたそうで、「指がこんがらがると思いますけど全部動くようになっています!」とのこと。

目や口が開く仕掛けがある時には、目も口もくり抜くというわけです。眉毛と髭の土台は真鍮製。 仕掛けを動かすヒモに見えるのはクジラの髭です。貴重なものなので大切に使っています。


 ツヤツヤの顔に目も入って、ずいぶん人形らしくなってきました。胡粉(ごふん)を塗ったうえで顔色をつけます。
不破留寿くんの場合は「たまご色」と言われる顔色。いい具合に酒ヤケもしているようで??

 
 床山係がヤクの毛を植えていきます。金メッシュ入りですよ。「あっ、そこは写さないで…」という不破留寿くんの心の叫びが聞こえてきそうですが頭頂部は見なかったことにしてください。


前を向くとこんな感じ。ファンキー!美術・人形のデザインを担当した石井みつるこだわりのピアスも揺れてます。

衣装作り、人形拵え、そして撮影!

石井みつるのデザイン画に従って衣装の生地選び。手間のかかる飾りもしっかり縫い付けていきます。普段扱う生地とは勝手も違うため衣装係も施行錯誤しつつ、デザイン画のイメージを再現すべく奮闘中!

人形に衣装を着せるのは、その役を遣う主遣いの大切な仕事。これを人形拵(ごしら)えと呼びます。勘十郎が丸胴と呼ばれるぽってり太鼓腹の人形に衣装を着せていきます。
難しい衿付けはもっとも神経をつかうところです。

 さて、ついにポスター撮影の当日。監修の鶴澤清治も加わり、石井、勘十郎と打ち合わせしながら人形にさらに手を加えていきます。
清治のリクエストによって、顔にシワやシミが加えられ、モサモサ胸毛もつけられ、ますます大酒のみの豪快なおっさんぶりが強調されることに。撮影時のレポートはコチラをご覧ください。

 不破留寿くんの人形のお披露目は、もうすぐです!!

チケットのお申込み

新作文楽 不破留寿之太夫

2014年9月6日(土)~9月22日(月)

電話・インターネット予約開始 8月7日(木)10時~

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国立劇場チケットセンター (午前10時~午後6時) 0570-07-9900 | 03-3230-3000 (PHS・IP電話)
一般のみ取扱
チケットぴあ 0570-02-9999
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国立劇場チケットセンター (午前10時~午後6時)

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