[新作文楽]シェイクスピア=作 「不破留寿之大夫(ふあるすのたいふ)」

ブログ&コラム

2014年9月2日

石井みつるが語る『不破留寿之太夫』② デザイン画も公開!

石井みつるが手がけた美術と衣装には、大胆なアイディアと、文楽の「和」とシェイクスピアの「洋」を融合させるためのさまざまな工夫が凝らされています。

  

フォルスタッフのように奔放に 

 舞台装置は立体的に、ダイナミックなものを考えました。あまり詳しく紹介してしまうと興ざめですからチラリと明かしますと、枯れ木が桜の木となり、枝の上にハル王子=春若がいて、木の下にはフォルスタッフ=不破留寿之太夫が寝ている……といったイメージです。 

                                                  石井みつるによる装置デザイン画

 

  衣装ですが、日本と西洋のものはまったく違うようでいて、実はかなり共通点もあるんです。たとえば17、8世紀の中世ヨーロッパで流行した「ニッカボッカ」と、日本の「たっつけ袴」が非常に似ているんですね。当時流行り出したタイツやブーツは、日本でいえば「脚絆」に近い。脚絆の代わりにルーズソックスを履かせるつもりです。女房たちの衣装もドレープのあるヨーロッパ風のスカートをイメージしつつ、絵柄を日本風にしたり、着物の要素を取り入れたり、両方の要素を取り入れてデザインを考えました。不破留寿之太夫のポイントは繰り返しますが「へそピアス」です(笑)。

 

                                                      不破留寿之太夫のスケッチ

 

 監修の(鶴澤)清治さんからは思いのほか「自由に」とおっしゃっていただき、フォルスタッフが自由気ままに生きたように、私のほうも自由奔放にデザインさせていただけたことを非常に感謝しております。シェイクスピアの仕事をずいぶんやってきましたが、海外の友人たちは文楽でシェイクスピアをやると聞くと非常に驚き、興味を持ってくれますね。この作品を国際的にも上演できたら素晴らしいのではないかと思っています。

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制作者・出演者が語る『不破留寿之太夫』

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新作文楽 不破留寿之太夫

2014年9月6日(土)~9月22日(月)

電話・インターネット予約開始 8月7日(木)10時~

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