見どころ・あらすじ|HIGHLIGHTS & STORY

  • 第一部
  • 第二部
  • 第三部
  • 寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)/双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)

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  • 卅三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)/日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)

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  • 伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)

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公演日程|SCHEDULE

令和3年9月4日[土]~21日[火]
令和3年9月文楽公演 公演日程表
  • 第一部 午前10時45分開演(午後1時20分終演予定) ※開場時間は、開演30分前の予定です。
  • 第二部 午後2時15分開演(午後4時20分終演予定) ※開場時間は、第一部終演後準備整い次第の予定です。
  • 第三部 午後5時15分開演(午後7時50分終演予定) ※開場時間は、第二部終演後準備整い次第の予定です。
  • 各部休憩がございます。
国立劇場託児室
  • ・月・水・土・日・祝日に開室。
    事前のご予約をお願いします。
    (現在、受け入れ人数を制限しております。)
  • ・料金(税込):0~1歳2,200円/
    2~12歳1,100円
  • ・受付時間:平日午前10時~12時/
    午後1時~5時
  • ・ご予約・お問い合わせ: 0120-788-222
    イベント託児・マザーズ

チケット情報|TICKETS

ご観劇料(税込)

1等席 7,000円(学生4,900円)/2等席 6,000円(学生4,200円)
  • ※障害者の方は2割引です。また、車椅子用スペースがございます。詳細はチケットセンターまでお問い合わせください。
  • ※出演者などの変更の場合はご了承ください。
  • ※販売席数を一部制限させていただきます。ただし、国及び東京都の催物の開催制限等にしたがって販売席数を変更する場合がございます。
  • ※障害者の方は2割引です。また、車椅子用スペースがございます。詳細はチケットセンターまでお問い合わせください。
  • ※出演者などの変更の場合はご了承ください。
  • ※販売席数を一部制限させていただきます。ただし、国及び東京都の催物の開催制限等にしたがって販売席数を変更する場合がございます。

アクセス|ACCESS

〒102-8656 東京都千代田区隼町4-1
TEL:03(3265)7411(代表)

  • 半蔵門線「半蔵門駅」
    6番出口(エスカレーター・エレベーターあり)
    1番出口から 徒歩約5分
  • 有楽町線/半蔵門線/
    南北線「永田町駅」
    4番出口から 徒歩約8分
    2番出口から 徒歩約10分
  • 都バス

    都03(晴海埠頭―銀座四丁目―四谷駅)
    「三宅坂」徒歩1分(本数僅少)

    宿75(新宿駅西口―河田町―四谷駅前―三宅坂)
    「三宅坂」徒歩1分(本数僅少)

  • 劇場バス
    運行は中止しております。
※駐車場は収容台数に限りがございます。
なるべく公共交通機関をご利用ください。
第一部
午前10時45分開演(午後1時20分終演予定)
  • 『寿式三番叟』
  • 『寿式三番叟』
  • 『寿式三番叟』
  • 『双蝶々曲輪日記』
  • 『双蝶々曲輪日記』
  • 『双蝶々曲輪日記』
  • 『双蝶々曲輪日記』
  • 『双蝶々曲輪日記』

寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)

 能楽で特別な曲とされる『翁(おきな)』を移したもので、颯爽とした千歳(せんざい)の舞、天下泰平、国土安穏の祈りを込めた翁の荘重な舞、そして対照的に三味線の華やかな演奏に乗って、二人の三番叟が五穀豊穣の祈りを込めて躍動的に舞う作品です。今回は、国立劇場開場55周年を寿(ことほ)ぐとともに、新型コロナウイルス感染症に伴う様々な災厄を払い、皆様に安穏な日々が戻ることを祈念して上演いたします。

双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)

難波裏喧嘩の段
八幡里引窓の段

 力士・濡髪長五郎(ぬれがみちょうごろう)は恩人の息子を助けるため悪人を殺してしまい出奔し、実母に一目会うため八幡里(やわたのさと)を訪れます。ここでは老母の継子の与兵衛(よへえ)が十次兵衛(じゅうじべえ)と名を改め、代官として長五郎の追捕(ついぶ)を命じられていました。長五郎の命を助けようとする老母や十次兵衛の妻おはや、十次兵衛へ義理を果たすため身柄を差し出そうとする長五郎。仲秋の名月を背景に、人々の情と義理とが美しく絡み合う名作です。

第二部
午後2時15分開演(午後4時20分終演予定)
  • 『卅三間堂棟由来』
  • 『卅三間堂棟由来』
  • 『卅三間堂棟由来』
  • 『卅三間堂棟由来』
  • 『日高川入相花王』
  • 『日高川入相花王』

卅三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)

平太郎住家より木遣音頭の段

 浄瑠璃には寺社の創建の謂(いわ)れを伝えた作品が数多くありますが、本作は京都・三十三間堂(蓮華王院)について創作されました。柳の精が人間世界にあって母となる、熊野古道を舞台にした神秘的な物語です。白河法皇の病を治すため、柳の樹を伐り倒し三十三間堂を建立せよという命令が下ります。それを聞いたお柳(りゅう)は顔色を変えます。お柳は転寝(うたたね)をする夫・平太郎(へいたろう)に向かい意外な、哀しい物語を始めるのでした……。親子・夫婦の別れ、悪党・和田四郎(わだしろう)の業悪非道ぶりが物語に厚みを加え、遺された人びとが亡き人を偲ぶ“木遣(きやり)音頭”の哀調など、見どころ聴きどころが満載です。

日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)

渡し場の段

愛しい安珍(あんちん)を思い蛇になって日高川を渡ってゆく清姫(きよひめ)。道成寺伝説を題材にした、人形ならではの演技と義太夫節の量感たっぷりの魅力をお楽しみいただける“渡し場”を上演します。

第三部
午後5時15分開演(午後7時50分終演予定)
  • 『伊賀越道中双六』
  • 『伊賀越道中双六』
  • 『伊賀越道中双六』
  • 『伊賀越道中双六』
  • 『伊賀越道中双六』
  • 『伊賀越道中双六』

伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)

沼津の段
伏見北国屋の段
伊賀上野敵討の段

 旅の途上、沼津の里で平作(へいさく)・お米(よね)の親子に出会った呉服屋・十兵衛(じゅうべえ)は、二人が自分の実の父と妹であること、そして今では仇討ちを巡って対立する立場に分かれていることを知ります。肉親への情と己の立場に苦悩する十兵衛、彼はその葛藤ゆえに父との哀しい別れ、そして自分の苦しい立場を清算する選択をするのでした。
 日本三大仇討ちの一つ“鍵屋の辻の仇討ち”を劇化したこの作品のうち、文楽屈指の情愛と哀調に満ちた名場面“沼津”、仇討ちによる人々の苦悩を複層から描写する“北国屋”、そして大団円の“敵討(かたきうち)”と、精髄ともいうべき場面を上演します。