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サマーフォーラム2009『糸と糸の間 nui project』

美術館等展示活動

特定非営利活動法人 もうひとつの美術館(栃木県那須郡那珂川町)

活動概要

当活動では、鹿児島市にある知的障がい者入所支援施設しょうぶ学園の「工房しょうぶ」を発端とした刺繍グループ「nui project」から、知的障がいを持つ作家23名の「糸」と「針」で“縫(ぬう)”行為が既成の手工芸の枠を飛翔し、それぞれが独創的でまるで生き物のような造形となった作品を紹介した。
展示期間中には、出展作家2名を含めた「nui workshop」、音楽グループ「otto(音)」のライブ、展示作品の「nui服」を地元栃木県から募集した素人モデルが着る「nui fashion show」を行った。
展示作品は、額装された絵画作品とは異なり、糸と布でできた“刺繍”である。運針と玉留めという、誰もが小学生の時に習う“縫”の行為であり、日常の延長にあるが、その既成の枠に捕われない自由さは来館者によく伝わり大変好評であった。また、NHK教育テレビ日曜美術館アートシーンにて、開館以来初めて取上げられたこともあり、開館以来の最多入場者数を記録した。

展示室
展示室

ファッションショー
ファッションショー

応募に当たって

もうひとつの美術館は開館以来、障がい者の芸術作品を中心に紹介している。当活動は、知的障がいを持つ作家による他に類を見ない数々の作品の展示を通じて、「芸術とは?表現とは?」を考える機会となることを期待している。さらに栃木県における芸術文化の中に新しい風穴をあけ、障がい者による創作活動の普及と啓蒙へ繋がっていくことに貢献したい。

助成を受けて

助成を受けて経済的に安定したことにより、遠方の鹿児島県にある「工房しょうぶ」からの展示作品の借用や、イベントに“nui”の作家・スタッフを招へいすることが可能となり、大掛かりな企画であったが大成功に収めることができた。また、社会的信用が高まったことで工房からの協力が得られ、全体の企画内容をより充実させることができた。

助成実績

助成年度 助成額 総事業費
平成19年度 2,100千円 5,929千円
平成20年度 400千円 1,345千円
平成21年度 400千円 1,625千円

栃木県那須郡那珂川町小口1181-2
NPO法人 もうひとつの美術館
担当者:梶原 紀子
Tel:0287-92-8088 Fax:0287-92-8088
E-mail:mob@nactv.ne.jp
HP:http://www.mobmuseum.org/



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