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三国湊歴史を生かす街づくり文化フォーラム

歴史的集落・町並み、文化的景観保存活用活動

特定非営利活動法人 三国湊魅力づくりPJ(福井県坂井市三国町)

活動概要

三国湊魅力づくりPJは、地域住民や来街者に対して三国湊を中心とした三国地区の魅力ある賑わいの創出、周辺環境の保全に関する事業などを行い、地域経済の活性化に寄与すること、循環型地域社会への創出に取り組むことを目的とした活動を行っている。

北前船の寄港地として栄え、今なお民家やその町並みにかつての歴史文化を残存させており、歴史や文化を生かした街づくり、民家の保存修復、活用が行われている。過去から脈々とつながってきた地域や街並みの風景の履歴にも着目し、これらを組み合わせたこれからの「街のあり方」について認識し、地域活性化活動の新たな可能性を探究していく取り組みとして、平成18〜20年度にかけ、年に1回のペースで、三国の歴史文化の深層を再発見する文化フォーラムを開催した。あわせて歴史文化と歴史的建造物や風景の履歴についての調査研究に取り組み、今後の基礎資料としている。


平成18年度の文化フォーラム
基調講演の様子(中沢新一氏)


平成18年度の文化フォーラム
パネルディスカッションの様子

応募に当たって

法人としては、三国湊で積み重ねられてきた豊かな風土(歴史文化や自然)の上に立ち、新しい文化を創出して次世代につなぎたい、また、住民に自分達の町のすばらしさを充分に知ってもらいたい。そのため、大切な地域資源である民家、街並み・風景、歴史文化をどう活かしていくかという課題に取り組む必要性を感じ、メンバーも勉強したいという思いがあった。基調講演講師には通常直接話を聞くことが難しい専門家を招へいし、パネルディスカッションには三国出身者及び三国住民も出演するなど構成を工夫した。

助成を受けて

第1回目は大きく人類学宗教学的視点からみた三国湊の発見をテーマに、三国湊の歴史文化を成立させてきた背景の認識を深め、今後の街並み・民家保存活動を推し進めていく為の根拠と意義を見出した。第2回目は三国湊の潜在的な魅力を浮かび上がらせ、街並み保存の方向性を獲得できた。第3回目は街並みを保存し活用していく時の住民の心構え(自らを恃む精神で、来街者と共に楽しむ)と、歴史的建造物だけでなく街並みを構成している坂道・小径・石垣・緑・地名等を残していく大切さを提唱できた。これらを通して、街並み保存活動全体としてのハード・ソフト面・人づくりを継続的に実施していけば、地元住民や来街者にとっても心のふるさととなる可能性のある町であることも学べたことは大変有意義であった。

今後は、街並みのより具体的な保存活動を実践していくことと文化的感性や知識を成熟させていくためにも、新しい文化創出のボトムアップを図る取組に着目した文化フォーラムを開催していきたい。

助成実績

助成年度 助成額 総事業費
平成18年度 900千円 2,376千円
平成19年度 1,200千円 2,448千円
平成20年度 800千円 1,621千円

福井県坂井市三国町北本町4-5-5
NPO法人 三国湊魅力づくりPJ
理事長 西澤弘之
E-mail:hirnishi@h4.dion.ne.jp
HP:三国湊魅力づくりPROJECT



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