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ひとみ座

「弥次さん喜多さん道中記 七度狐の巻」(古典落語より)

有限会社 ひとみ座(神奈川県川崎市)

活動概要

人形劇団ひとみ座は、日本の伝統人形劇が歌舞伎をもしのぐ隆盛期があったことを目標に、新たな人形劇を創造するという大きな志をもって、1948年鎌倉市で創立された。その後、川崎市に本拠を移し、全国各地での一般公演、学校公演、『ひょっこりひょうたん島』などNHKテレビ番組の出演、映画、コマ-シャルにと、幅広く活動の場を作ってきた。

戦後の人形劇が、「せりふで説明する子ども向け作品」に偏りがちだった中で、ひとみ座は子ども向けに質の高い作品を作り続けることはもとより、都心の劇場を借りて毎年、約70人の劇団を挙げてシェイクスピア、安部公房、泉鏡花などの作品を、「大人が楽しめる現代演劇」として公演を続けてきた。

芸術文化振興基金の支援で行われた『リア王』『夏の夜の夢』、あるいは安部公房に委嘱した『少女と魚』、泉鏡花『天守物語』などの公演は、新国立劇場小劇場、俳優座劇場などで行われ、観客の感動と賞賛が大きく、専門家の評価も高かった。昨年度の創立60周年記念公演には、『マクベス』を新たな製作で公演し、成功を収めた。

「弥次さん喜多さん道中記 七度狐の巻」より

応募に当たって

「伝統に学びながら、新たな人形劇を創造する大志」を原点とするひとみ座は、豊かな感動を求め、子ども達に安心して見せられる良質の芝居を求めている人々に応えることを、常に製作の基本としてきた。

特に、『弥次さん喜多さん道中記 七度狐の巻』(古典落語より)を企画するに当たっては、伝統をどう把握し、子ども達にどう伝えて行くかを追求しながら、健康な笑いと、失敗してもくじけないたくましさなどを盛り込んだ舞台にすることを目指してきた。

助成を受けて

人形劇の製作でもっとも大きな経費が、1体数十万円かかる人形の製作費であり、台本製作費、舞台製作費、会場費、スタッフ人件費、出演料などがそれに次ぐものである。しかし、質の高い、楽しみや夢のある舞台を作るためには、それらの費用を惜しむわけにはいかない。しかしまた、観客が負担できる入場料の限度もある。

こうして、芸術文化振興基金による劇団の製作への助成は、舞台の質を高めるとともに、観客の負担をできるだけ抑えるという二重の意義をもっている。基金が創設される以前には、製作資金のめどがつかないために、何度も企画を断念せざるを得ないことがあった。

基金の存在は、創造的な活動の支えとなり、継続の保障となっている。それは、同時に、社会が求める心の豊かさへの保障でもあることを、公演の成功を通して、観客とも共有していきたいと願っている。

助成実績

助成年度 助成額 総事業費
平成20年度 2,400千円 7,109千円
平成21年度 2,200千円 8,213千円

〒211-0035
神奈川県川崎市中原区井田3-10-31
有限会社 ひとみ座
Tel:044-777-2222
E-mail:puppet@hitomiza.jp
HP:http://hitomiza.jp/



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