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芸術文化振興基金

Birth ─つむぐいのち─

映画製作への支援 アニメーション映画 短編

CHILD POKKE
助成金額 1,380千円

活動概要

CHILD POKKEは、若見ありさ監督の「Birth ─つむぐいのち─」の製作のために、2012年に設立。

本作は、出産をテーマにした女性監督による短編アニメーション作品。出産は、人間の数だけ異なる体験があり、たとえ医療が進歩しても時には命を落とす可能性がある。出産を体験したことのない者にとって、それを知る機会は非常に少ないため、いのちの誕生の不思議さやつながっていくいのち、出産の現実と苦悩・喜びをより広い世代に伝えていきたいと思いアニメーションという手法を採用した。

3名の異なる体験談をもつ女性に出産体験を語ってもらい、そのひとつずつをアニメーション作家3名がそれぞれの体験談に合う手法で映像化。楽器の演奏者やタイトル制作者などのスタッフにも多くの女性が参加している。

出産の聞き取りは2014年7月から10月、絵コンテは9月、作画・撮影は9月から12月、編集・仕上げは2015年1月から2月。完成試写は2015年3月。2015年夏に公開予定。上映時間20分。

制作の様子

制作の様子

助成を受けて

本作では、3名の出産体験をとりあげましたが、取材段階では数多くの出産経験者から話をうかがいました。そのインタビューを通じて、それぞれの出産にドラマがあることを改めて感じましたし、出産についてのさまざまな知識を得ることができ、作品に生かすことができました。助成を受けたことで、出産体験のインタビューに時間をかけることができましたし、プロジェクトに関わるスタッフの志気も高まりました。

妊娠・出産にはポジティブなイメージだけではなく、ネガティブなイメージもつきまといます。しかし、それは想像や恐れによってまげられた情報の場合もあります。必ずしも良いことばかりではありませんが、この映画を通してありのままの体験談を聞いてもらうことで、間違った情報や恐怖心、受け入れる準備を取り除けたらと思っています。

今回は女性ばかりに体験を語ってもらいましたが、今後は妻が出産する際に付き添った夫の体験なども映像化してみたいと考えています。また、短編アニメーションは、上映機会が少ないので、できあがった作品を広く観てもらえるような仕組みを考えることも重要だと感じています。

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